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5. 混沌

混沌 

グイリ語 reisse レッセ 

レンゾ語 qaertyasn イレースィ 

ゲルギ語 kiiryaisvha キリヤスヴィア 

ジェーイェー語 le27 レー 

カザベダ語 nakazwe ナカゼ 


 現在の世界は秩序立った面もあり混沌とした面もあるというのが共通見解である。はるか昔はどのようであったかということについては諸学派で一致を見ない。おそらく判明することはないのだろう。

 海洋学派は原初に混沌の海(ゲルギ語 kiiryasregmar キリヤスレグマル)から生じた諸物の整列(meingediha メニゲディア)があったと説く。

 命名学派は秩序の崩壊(レンゾ語 dmashwbrant ネアモーン、ゲルギ語 sedreygeinbar セドレイゲニバル)があり、秩序は命名(レンゾ語 psrozhsiatm トスカー、ゲルギ語 gountmoraina グントモラニア)により取り戻すことができると言う。

 その他様々な議論があるが、ここで言い尽くすことはできないし、また目的からもそれることである。


 哲学的な議論を離れ、日常的な、部屋が散らかる、人々が混乱するなどの状況を言い表すのにレンゾ語では vnwasrzskant ボルドーン、ジェーイェー語では le15 レーが普通である。他では上掲の単語が一般に用いられる。


 歴史上の「混沌の時代」はグイリ語 vio reisse ヴィオ・レッセ、レンゾ語で qaertyasn イレースィ、ゲルギ語で kiiryaisvhaveigna キリヤスヴィアヴェグニア、ジェーイェー語で dele18 le27 デーレー・レー、カザベダ語で nakwezya ナケジャである。

 この時代には二つ名の一部に「混沌」を冠した勇士が多い。そのことから特にグイリ語では reisse レッセという単語に強さのイメージが付随するようである。


 ただし人名につけるのはどの地域でも一般的ではない。あだ名としては今でもよくあるようである。ゲルギ語圏では縮めて reibbi と呼ぶこともある。この名前は響きがグイリ的とされ、洒落た印象を与える。強さのイメージよりもそちらの方が強いという。


 ちなみにガキ大将をグイリ語で reibo reisse レーボ・レッセ「混沌くん」と呼ぶことがある。かなり口語的である。これは創作物における犯罪組織の荒くれのあだ名としても定番となっている。

 対応するレンゾ語は bnasvn aertyasn レブ・レースィである。これも荒くれのあだ名の定番であるが、ガキ大将は指さない。

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