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第14話 薬草採集

南の森の薬草採集。つまり午後の太陽の向きがこっちにあるということはこっち側が南ということか。

これが地球と同じ自転ならの話なのだが。

ビュッフェが何も言わないということはあっているのだろう。


「ここが南の森、アレンファの森か」

「ワクワクするね!」

「そうだな」


ビュッフェが家ではお嬢様言葉だったのに対して外では標準語の喋り方なのは実家ではついつい方言が出ちゃう感覚なのだろうか。

それはあとで聞いてみるとしよう。


配偶体が大きい苔、原子的だ。苔があるということはここら辺は湿っているのか。つまりカイケイジネダンタカ草は湿っている場所に生息する薬草なのだな。


ん?これはフモトシダ?コバノイシカグマ科の植物であっているか?こんなところにあるのは珍しいな。やや乾燥した場所に多い植物なのだが…


「土が赤くなってきたな、鉄分が含まれているのか」

「見て!あれじゃない?」

「確かに特徴と一致する。これがカイケイジネダンタカ草か。ポーションの材料だったか。ケシの実のようだな。加熱したらアーモンドの匂いがしてきそうだ。花には、モルヒネという成分が含まれていそうだな」


「すごい!そんなところまでわかるの?」

「勘だがな」


こういう場所に生息しているのか。ということはもう少し奥に群生地があってもおかしくないな。

「もう少し進もう」


草木が生い茂る中、開けた場所に出た。

「綺麗!薬草がこんなにたくさん!」

「やはりあったか。カイケイジネダンタカ草の群生地が!」


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