かまどの嫁
陰陽師家の側室として嫁いできた鹿の子。しかし鹿の子は妖しも家鳴りもみえない、霊力なしだった。側室に不相応だと初夜に御寝所から追い出され、それからずっと、かまどの見張り番。旦那様が与えてくださったお仕事だからと、鹿の子はかまどから離れない。あまりに離れないものだから、皆にかまどの嫁と呼ばれるようになった。やがて知る陰陽師家の習わしと己に課せられた使命。向き合いながら、ひたむきに菓子を作り続ける鹿の子。かまどの周りには甘いもん好きの妖しがうろちょろ、うろちょろ。人も神様も砂糖に甘く解かされていく。そんなお話し。
【エンターブレイン様より書籍化しました】
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四‐東の御用人
2016/09/24 03:21
(改)
五‐笹の葉、かしわの葉
2016/09/27 16:21
六‐なつみ燗(上)
2016/09/29 00:31
七-なつみ燗(下)
2016/09/30 14:25
八-朱雀
2016/10/02 01:11
(改)
九-冬毛
2016/10/05 11:54
十-鉱夫
2016/10/08 15:42
(改)
十一-茶室
2016/12/31 10:00
十二-かしわ餅
2016/12/31 14:00
十三-炉の神
2016/12/31 20:00
十四-茶炉の神
2017/01/01 10:00
終宴
一-桜散る
2017/01/01 14:00
二-鮎
2017/01/01 20:00
三-北の方
2017/01/02 10:00
四-薮入り
2017/01/02 14:00
五-砂糖蔵
2017/01/02 20:00
六-きんつば村
2017/01/03 10:00
七-帰路
2017/01/03 14:00
八-桜餅
2017/01/03 20:00
終宴-かまどの嫁
2017/01/04 10:00