「隣に立つ資格」
49話です。隣に立つ資格はその人の周りが、貴方の感じた記憶、経験が決めます。自分がなんであろうとその人を大切に思う心が貴方の中にあるのならそんな話です
セリアの剣が振るわれる。
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境界色の光を纏った刃。
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カインは氷を纏った腕で受け流す。
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距離が離れる。
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再びぶつかる。
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その繰り返し。
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だが。
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どちらも急所を狙わない。
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どちらも相手を殺そうとしていない。
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だからこそ。
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この戦いは苦しかった。
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セリアが後ろへ飛ぶ。
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呼吸が乱れている。
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境界の光も揺らいでいた。
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「どうして」
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小さな声。
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カインが眉をひそめる。
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「何がだ」
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「どうしてそんな顔が出来るの」
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剣先が震える。
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「王国に捨てられて」
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「全部失って」
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「失敗作って呼ばれて」
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「どうして平気でいられるのよ」
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叫びだった。
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怒りじゃない。
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苦しみだった。
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カインは少しだけ考える。
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そして。
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苦笑した。
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「平気な訳ねぇだろ」
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セリアが目を見開く。
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カインは空を見上げる。
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いや。
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この狭間に空はない。
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ただ。
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昔を思い出していた。
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「今でも夢見るぞ」
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「暴走した時のこと」
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静かな声だった。
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「人を傷付けたことも」
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「街を壊したことも」
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「守れなかったことも」
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セリアは何も言えない。
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カインの顔には笑みはなかった。
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軽口もない。
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ただ。
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事実を語っていた。
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「忘れたことなんかねぇよ」
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氷狼の爪を見る。
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人間ではない手。
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怪物の証。
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「だから今でも嫌になる」
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「自分のことがな」
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その言葉に。
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セリアの肩が震える。
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自分だけじゃなかった。
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カインも。
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今でも苦しんでいる。
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カインは小さく笑う。
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「でもな」
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「ルクスの馬鹿が」
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「勝手に俺を仲間扱いするんだよ」
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セリアの口元が僅かに緩む。
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想像出来た。
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容易に。
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「……そういう奴ね」
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「だろ?」
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昔と変わらない。
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真っ直ぐで。
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お節介で。
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困った奴。
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だから。
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余計に怖かった。
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セリアは俯く。
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「私は違う」
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小さな声。
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カインは何も言わない。
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だから。
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セリアは続けてしまう。
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「私は王国に捨てられた」
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「騎士にも戻れない」
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「自分が何になるのかも分からない」
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拳を握る。
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震えるほど強く。
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「でも」
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そこで言葉が止まる。
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ずっと。
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言えなかったこと。
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認めたくなかったこと。
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だけど。
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カインの前では隠せなかった。
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「一番怖いのは」
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セリアの瞳から雫が落ちる。
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「私が」
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「ルクス達の隣にいていいのか分からないこと」
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沈黙。
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狭間が静まり返る。
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「私はもう普通じゃない」
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胸の奥で境界の光が揺れる。
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「こんな私が」
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「まだ仲間でいていいの……?」
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今にも消えそうな声だった。
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カインは静かに聞いていた。
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そして。
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盛大にため息を吐く。
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「面倒臭ぇな」
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セリアが涙目で睨む。
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「何よ……」
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「だってそうだろ」
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カインは肩を竦めた。
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「それ決めるのお前じゃねぇし」
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セリアが固まる。
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カインは続ける。
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「俺が失敗作かどうか決めるのは俺じゃなかった」
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「セリアがお前のことを仲間じゃないって決めるのも違う」
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一歩前へ出る。
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氷が足元へ広がる。
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「そういうのは」
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少し笑う。
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昔よりずっと穏やかな顔で。
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「一緒に旅した奴らが決めるもんだろ」
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セリアの瞳が揺れる。
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ルクス。
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焚き火。
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旅。
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笑い合った日々。
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全部が浮かぶ。
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そして。
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気付いてしまう。
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自分は王国を失ったことより。
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その時間を失うことが怖かったのだと。
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カインは戦う姿勢を取る。
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氷狼の力が溢れる。
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「だからよ」
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「証明したいんだろ?」
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セリアはゆっくり剣を握り直す。
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震えはまだ消えない。
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迷いも消えていない。
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だが。
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さっきより少しだけ。
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前が見えていた。
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「……うん」
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小さく頷く。
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カインが笑う。
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「なら最後まで付き合ってやる」
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次の瞬間。
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氷と境界色の光が交差する。
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二人は再び駆け出した。
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その先にある答えを求めて。
49話でした。人は選択肢を選ぶ事が出来るそれが間違っていても大切な誰かがきっと止めてくれるはずです。辛かったら手を伸ばせば案外引っ張ってくれる誰かがいるかもしれません




