人がある故金が在る 故に金がある故人がある コイン三枚目
登場人物
亡神 冷鵺 二つ名「虚栄の城壁 (ヴァニティ・キャメロット)」
何処かズレているところがある男子二年生 結構悲観的なところが多い
もう一つロストと言う名がある
時杯 優鬼 二つ名「ズレにズレた時間 (シフト・グリニッジ)」
割と強気な男子一年生
この中では常識人タイプ
三鏡・グレモリーゼ・リアス 二つ名「鏡国の住人」
転校して来たばかりのハーフの金髪女子二年生
結構おしゃれ好き
芝埜川 沙里香 (しばのがわ さりか)
ただの女子一年生
「・・・・そう言えばさ」
とふと思ったことだが、
「何でミユってあんなに金が好きなんだろうな」
あの金にがめついミユの顔がふと浮かぶ
「あのねk・・・人いつも支払いにはうるさいし、じみーにぼったくろうとする時もあるし」
「流石白錬屋常連者、ミユの事なら色々気付くね」
「そうゆうお前も結構行ってるだろ」
「僕は深月ちゃんに会いに行ってるだけだけどね」
あー、そう言われるとそうか
俺たちは時に異端郷に住まう怪物、『シルエット』と呼ばれるやつを撃退、チーム名『シルエットバスター』、何か語呂がイマイチというロストに言い分で略して『シルバー』としてその怪物を退けていたりする
そのシルエットの闘いの時に俺は能力の兼ね合いもあって実弾を使う拳銃、ハンドガンを使っている
んで、そのガンナーの切れない定めとして弾薬補充が必要となる為ミユにその弾薬を作ってもらっている
それ故にミユとは結構な付き合いに今はなっている
「よく考えるといミユと付き合いが良いのは俺くらいなのか」
「一応仁も付き合い長そうだけど最近では僕やユウキ何かにお使い頼んで品物を取りに行かせてるからあんまり会っていないんだろうし」
「・・・・・・・あのー」
と少し控えめに手を挙げる芝埜
「さっきから白錬屋とかミユとか仁とかって誰なんですか?」
「しっかしさ、何かミユが大金使ったとか無かったよな?」
答えるのがめんどくさいので芝埜はスルー
しばらく放置で
「そんな噂とかは聞いてないね 深月ちゃんもそんな事言って無かったし」
うーん、と顎に手を当てて考える冷鵺
「そう考えるとちょっと不思議だよね、ミユがあんなにお金に執着するの
あー、いやそうでも無いのか」
とすぐに自分で言った言葉を否定する冷鵺
「さっき僕が言った人間とお金は等価という考え方に当てはめると別におかしく無いのか
お金を持っていないと気が済まない、ちょうどSNSで誰かに見て貰わないと気が済まないみたいに、誰かとつながっていたいのと同じでお金とつながっていたいのかもね」
「・・・・そう考えると本当に人間とお金って密接な関係なんだね 哲学ー」
感心したように言うリアス
「あ、密接と言えば結構性格とかにもお金が関わってたりするよね」
「そうだな お金持ちに生まれると傲慢になったり、貧乏に生まれると謙虚になったり、
正に三つ子の魂百までと言った感じかな 人間は三歳までに性格が決まる、つまり三歳までも他の人のしつけによって変わると言いますが、そこに人間(お金)が絡んでくると言う訳だな」
・・・・と言うかさっきから冷鵺の自学が止まらないのだが
「そう言えば性格と言えばさ、何校か前の高校で妙にお金に執着してる男子がいたの
でね、その男子に何でそんなにお金に執着してるの? って聞いたら復讐するためって言ってたの」
「ふ、復讐・・・・・・」
何か凄い返答が来たな・・・・
「小学校の頃に父親しかいなくて、それで結構貧乏でいじめられていたみたい それでそいつらを同窓会の時に見返す為にお金を稼いで、自転車もかなり良いの買って、自動車も良いのを買おうとしたりしている子がいたんだよね」
「・・・・・・・・・凄いね、その子 僕と違って」
そしてまたメンタル弱モードに入る冷鵺
「て言うか本題逸れ出しているぞ、これ何でミユがあんな守銭奴なのかって話しだろ」
「あ、そうだった」
幸い他人事なので傷は浅かったようで、すぐに復帰する冷鵺
「ミユが守銭奴の理由、まぁまず真っ先に考えられる事と言えばただお金が大好きなだけだと考えられるが・・・・ それだと何で深月を養ってるのかが気になるね」
さっきから出ている深月と言うのは、親に捨てられた朱い色の毛を持った獣人の少女の事だ
訊いた話だと行く当ても無くさ迷っているところをミユに拾われたそうだ
「お金に執着するならまず真っ先にそこをそぎ落としそうな気がするんだよね、生活費バカにならないし」
「流石に一人じゃお店を回せないって思ったんじゃ無いの?」
「んー、そうかも知れないけど深月から聞く話しだとご飯とか衣服とかをケチられた事は無いみたいだし、ちゃんと家族と扱っているのを見ると楽に扱える従業員が欲しかったとかは思えないんだよね
まぁお小遣いはケチられてるみたいだけど」
さもありんなんと言った感じで肩を竦める冷鵺
「僕の考えとしては何かにハマってるとかじゃ無いかな?」
「ギャンブルとかか?」
「もしかしたら」
俺の言葉に頷く冷鵺
「ギャンブラーってお金が欲しいからギャンブルするんじゃ無くてお金を得る快感が欲しいからギャンブルするんだよね お金が欲しいからでは無くお金を得る事をしたいから
ある意味骨董品を蒐集するのが好きな人と同じ思想で、その蒐集が骨董品では無くてお金ってだけって事」
「・・・・何かそれはた迷惑だな」
「そうだね 実質お金を使う事を目的としてるからついつい使ってしまう しかもカードと違ってお金がお金になって返ってくる確率もあるせいで更にハマってしまう
・・・・って、また話しが逸れたね
ともかく、ミユもそんな感じでお金が目的では無くて目的の物がお金がかかる為にお金にめがついんだと僕は思うよ」
「ふーむ・・・・」
お金がかかる物、か・・・・ 何だろ
「何かの資源とかかな? ほら、ミユって人加工屋なんでしょ? それで希少な物を使って何かを作るのが生きがいだとか」
「その貴重な資源は仁から提供してもらってますから違うだろうな」
リアスの意見を真っ先に切り捨てる冷鵺
「うーん、他にあるとすれば・・・・・・・」
と、リアスは真剣な顔になって、
「危ないお薬をキメちゃってるとか?」
「いや、それは流石に・・・・・」
「まぁ、否定はしないが・・・・・・」
「しないの!!?」
「いやだってお金を大量に使ってする事と考えて真っ先に僕も浮かんだし・・・・・」
少し思案げに物を言う冷鵺
「何か違法的な物に手を出してる為にお金を集めてるって線が意外と濃厚だったりするのが本音なんだよなぁ・・・・・・・」
「・・・・・・マジかよ」
まさか、あの白猫の腹の中は黒かったなんて・・・・・
「ま、どのみち予想だからあんまり真に受けるなよ」
と冷鵺が言ったところで
キーン、コーンカーン、コーン・・・・・・
「あ、予鈴がなったか んじゃ、僕はもう教室に戻るかなら」
「またね、ユウキ君、シバちゃん」
「あ、はいまた」
そう言ってペコリと頭を下げる芝埜
「・・・・・・・・・・・」
流石にあのミユが危ない物に手を出してるとか・・・・・・
言えなくも無い、んだよな・・・・
ミハヤ)ちなみにロストちゃんはギャンブルは好きですか?
ロスト)んー、ギャンブル効果は好きだけど・・・ 金銭絡むと途端に運悪くなるからそうゆうのはあまり好きじゃ無いかな
ミハヤ)そうですか
ロスト)あでも僕が小さい時にお父さんと一緒にボートレースに行った時に何番が良いと聞かれて色が好きだったから6-5って答えたらガチ当たりした事が一回あったな
ミハヤ)6-5って・・・・ そのレース相当オッズ低かったですよね、良く当たりましたね・・・・
ロスト)精算機で精算した後1000円貰ったとこまでは覚えてる




