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日記のような物語(ダイアリーテイル)  作者: ミハヤ
コインゲームギャンブル
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裏表の無い金貨

「はいはーい、初めまして始めましてー」


このお話の様式美、最初の挨拶は初めましてからのスタート

そしてまた、


「さて、君がお客さんでいいのかな?」

またいつもの語り手、黒髪和服褐色猫又の未夜(ミヤ)では無い初めましての人、もとい猫だった


髪の毛は白、黒、茶色の三毛猫カラー、それに合わせて黒色のカッターシャツの上に三毛柄のパーカー

ズボンはミリタリー風のズボンで横には茶色い背表紙の本と赤い柄のカッターナイフ

後ろには尻尾が一つだが後ろから更にベルトも出ていてまるで尻尾が二尾あるように見える


そして何よりも目を引くのは、右手とカッターシャツの上から巻かれた包帯


そんな中二病感あふれる三毛猫少年がいつも未夜が持っている本を手に現れた


「あ、そうだなノっとか無いと、どうもドウモ、自称ミハヤさんです」

軽い感じで自称ミハヤさんは言う

てか自称って・・・・


「えーと、キタイしててもらって悪いが今回は未夜さん居ないんだわ ちょっと用事で出ててね

それで代わりのミハヤさんって訳」

と、ミハヤはため息を付く


「ったーく、まだミハヤサン本編に出て無いのに、てか本編出るかも分からないのにそんなナゾキャラにこんなの任せるなっツーノ」

と、一通り愚痴ってから、

「ま、イイや 言われた通り進行役シンコウヤク」


と、ミハヤは一枚の金貨を取り出して言う

「キミたちはお金は好きかな?」

マジシャンよろしく指の中で金貨を転がす


「コンカイはこのお金についてだ 

さて、君たちにシツモン、お金と命、どっちが大切カイ?」


「正解はどっちも大切だ」

こっちの反応も待たずにそう言い放つ


「イヤ、正確には同等に大切なんだ」

ピン と親指で金貨を弾く


「ニンゲンは何にでも―――――― あ、このハナシ確かレイヤさんがしてたってな?」

金貨を空中でキャッチしてから本を開く

「あ、してたワ ならミハヤさんから何も言う必要はナイね

人は偉大でお金はイダイだ と、言いたいトコロだが・・・・」


ミハヤはパラパラとページをめくる


「・・・・・・マ、そうだよねぇ、それはあくまでミハヤさんの価値観ってだけで、この子の価値観でも無く、全員の見解でも無いよねぇ」

どうやらザックリ今回話す章を見たらしい


「ソレデ、君はお金と命、どっちが大切カナ?」


ピン と親指で、今度はこちらに向かって金貨を弾いた

「モシ、その金貨が手に取った瞬間死ぬって言われたら、ドウスル?」







パシッ と親指で弾いた金貨をキャッチする


「フフ・・・・・・・」

思わず笑みがこぼれる

「フフフフフフ・・・・・・・・」


「・・・・キモイですよミユさん」

朱い毛を持った狐の獣人の少女、現在この白錬屋(はくれんや)の居候、もとい従業員の深月(みづき)は真顔でそう言うのだった


「まぁまぁそう言わないで下さいっスよ、深月ちゃん!」

キモイと言われた事に傷ついた事を悟れないように明るく言う

「だってこれを見て興奮しない人は、もとい猫は居ないでしょ」


目の前の机には沢山の袋

「銀貨や金貨がザックザク! これにテンション上がらないと言ったら嘘っスよ!」


「まぁ、そうですね ミユさんが全部取らなければ」

少し呆れた様子で深月は言う


「これが少しでも自分の利益になるのならまだ喜べますけど何せ一銭の特にも・・・・・・」


ピン と金貨を深月の方へ弾く

「今回は予想外の大儲かりっスからね、特別給料、ボーナスっス」


「・・・・・!!」

受け取った深月の目の輝き(よう)と言ったりゃありゃしない、金貨よりもまぶしいくらいの目の輝き様だった


「いいの! 本当にいいの!」


「ああ、良いっスよ」


「本当に!? 後で返してとか言っても返さないからね!!」


「どんだけ信用されて無いんスか自分・・・・・」

小売商なので信用第一なのに従業員に信用されて無い自分って・・・・


「だってミユさん金銭にはめがついんだもん・・・」


「ん? そんな事無いっスよ?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

嘘を付くなと言うような目に思わず笑ってしまう


だが、この言葉は本当に嘘ではない

自分は金に執着している訳では無い、何ならあんな深月の笑顔が見れるなら毎日金貨を渡していいくらいだ

そうしたら仕舞いには受け取る時に笑顔が無くなりそうだが

何かお年玉をもらうためだけに来る孫を持ったお年寄りみたいな気分だが・・・・


ま。ともかく自分は別に金に執着している訳では無い ただ、執着するために金が必要なだけだった


「・・・・・・そう言えば、」

と深月

「ミユさんって沢山お金を集めてますけど何に使ってるんですか?」

最もな質問だろう

だけどそれは、


「いざと言う時の貯金っスよ貯金」


「いざって何時?」


「いざはいざっスよ」


・・・・・・言う事は出来ない自分であった

深月には言えない

いや、誰にも言えない、金を渡している相手以外には・・・・・・・・・





さて、以上を踏まえた上デ、物語がハジマル、って未夜さんはこのタイミングでいつも言ってたんだっけ?

ミハヤ)さて、このあとがきはコンカイからミハヤさんが受け継いで、と言いたいが一人はなぁ・・・


あ、ブックマークや評価、ついでに感想もオネガイね

何で一度も感想貰ってないからなぁ・・・・ そんなに面白く無いのかね、このお話?

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