反王の裁判 25ページ目
今回の登場人物
時杯 優鬼 (ときつき ゆうき) 二つ名 シフト・グリニッジ
冷鵺の後輩 通称ユウキ
先輩の冷鵺にもため口
レイ 二つ名 反王
少し大人しめの少年 どんな事柄も反す事が出来る
どこか抜けている様な、それでいて油断ならない印象
輝闇 仁 (きじゃ じん) 二つ名 最悪の吸血鬼
人間と吸血鬼のハーフの少年
普段は一人称「僕」ですます口調なのだが怒ると「オレ」からのため口に変わる
絶対に怒らせてはいけない相手だと皆は認識
「良くねぇよ死ね」
「口悪くね!!?」
レイはいつもの少し困ったような笑みを浮かべていつもは言わないようなことを言う
いつも通り昼休み、では無く今日は放課後に屋上に二人で集まっていた
それは何故かと言われると単純で、
「何で今日は妙にリアス君に絡まれると思ったらそうゆう事かよ」
昼休憩、レイから聞けば朝の時から妙にフレンドリーでゆっくり話す暇が無かったからである
「何か妙に楽しそうにオレの事を色々聞いてきてるから何かお前がやらかしたかと思って少しお前の事を呪ってたぞ」
「だから怖ぇって・・・・・・・」
何か今日は一々発言が怖ぇな てかこいつ何で日をまたぐ度に性格変わってるんだ?
「ま、それでも中々良い情報は仕入れましたね だからって君の悪行は消えないけど」
「仕入れるとか言わないでもらえる?何か怪しいから それと何でそこまで根に持ってるんだよ」
一回のミスをどうしてそこまで掘り下げるんだよ リアスと何かあったのか?
「しかし、まじない、か・・・・・・」
ふーむと考え込んでしまうレ
「よしだいたいわかった」
と思っていたらいきなり立ち上がるレイ
「証拠を捕えに行くぞ」
「え? 証拠を捕えるって? てかどこに?」
「アヴァロンエデン、アリスに会いに行く」
それと・・・ とレイは少し困ったような顔で
「ロストの力も必要だからロストにも会いに ・・・・・・・絶対怒るよな」
「怒るだろうな」
レイは少し苦笑いを浮かべるがすぐにしまって、
「ま、その時はその時だ さっさと証拠集め、アリス風に言って女王が行う裁判にケチ付けさせない為の言い訳のしようの無い証拠を掴みに行くぞ」
「何でわざわざ長く言ったんだよどの道証拠集めじゃねぇか あと今回居るのは女王じゃ無くて反王だから・・・」
さしずめ反王の裁判とでもいう事か
ま、ともかく何かよく知らんが無事に解決しそうらしいな
「え? 知りませんよ?」
残念、まだ解決は先の様だ
「てかむしろ悪化してるんじゃねぇか・・・・・」
「あーれ、こんなはずじゃ無かったんだけどなぁ」
困り果てた顔でレイは言う
「・・・・・何かあったんですか?」
不思議そうな顔でここにロストが居ると思って尋ねた館の主、仁は言う
「いや、実はロストが行方不明で・・・・・・」
「ふむ、それで別れたのはいつですか?」
「えと、二日前・・・・・」
「二日前・・・え二日前!?」
驚いた拍子に椅子からわざとっぽく倒れそうになる だが驚いたのは本当のようで
「二日前ってどうゆう事ですか! もしかして二人ともあの時帰って無かったんですか!?」
「い、いやね・・・・・」
そう言って俺らはふざけてロストが居ない時にレイを押し倒して帰ってしまった事を伝えると、
「てめマジでふざけてんのか?」
マジ切れモード、最悪の吸血鬼モードの仁に早変わり
「オレがそうゆう事すると危ないって言ったの覚えてねぇのかレイ!」
「ご、ごめんなさい!」
「百歩譲ってロストが居ないのに戻ったのはまだ実験として許容してもいいが何ですぐ戻ってロストを探さなかったんだよ!!!」
「すみません! 当時戻ってると思って気付かなかったんです!」
「すみませんで済むか!!!」
二人同時にビクッと体をすくませる
ホント怒ってる時の仁マジでこえぇよ・・・・ これならロストに怒られた方がマシだった・・・・
「しかも何がヤバいって二日もロストが姿を現さねぇ事だぞ これ絶対何か巻き込まれてるぞ・・・・」
「な、何かって何に・・・・・」
「知るか!!!」
再び体をすくませる
「とにかく探しに行くぞ!」
と、颯爽と部屋を出ようとする仁に
「あ、ちょっと待って仁」
と、無謀にも仁を止めようとするレイ
「あ?」
幸いすぐに止まってくれた 思いっきり睨まれてるけど
「ついでにアリスも探してくれない?」
「・・・・・・・・・」
一瞬ピクリと仁が動く 多分だがレイにつかみかかろうとしたのだと思うが、
「・・・何が分かった」
残る理性、もしくは疑問が仁にあったのか少し冷静に戻り言う
「ここでアリスを探して欲しいという事はお前はロストはアリスの元に居るという見立てか?」
「そうゆう訳では無いんだけど・・・」
と、レイは前置きをしてに言う
「ちょっとリアス、アリスに似た子の話しを聞いてもしかしたらアリスがどうやってシルエットを出して、どうやっていつも消えてるか分かった気がして、それを確かめたいんだ」
「いやロストを優先しろよ、それは後でも出来るだろ」
最もなことを言う仁
「いや、でも・・・・・」
「・・・・・・・はぁ」
引き下がらないレイに呆れたのか部屋に戻り椅子に掛け直る仁
「アリスについて何が分かったんですか?」
めんどくさそうに仁は言う
「本当に何でロストちゃんを優先しないのですか・・・・・」
「いや、正直言って早くロストを見つけ出したいんだけど・・・・」
とレイは少し苦笑いをして、
「まだ戻ってやることあるから だってロストに勝手に帰ってることバレたらもう二度とロストが居ない時に帰るなとか言われそうだから・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
その言葉に少し苦いような顔をする仁 そして口を開く
「それ、もしかしてそうゆう事?」
「多分」
え?そうゆう事って何が?
俺には分からない事を言外で話す二人
「じゃあアリスの行動って」
「多分そうかと」
「結局それなのかよ」
良く分からないが仁は頭を掻いて、
「なら、多分ロストはアリスのところにいるな」
「え?」
どっからそうゆう結論になった?
「んじゃ、アリスを探すぞ」
仁はやる気があるのか無いのか、少し気だるそうに立ち上がり、ポツリと
「ったく、やっぱりただの人騒がせかよ、愉快犯だなぁ・・・」
と言ったのだった
未夜)みゃー・・・・ 最近気だるいー 眠いー 寒いー 頭回らないー
アリス)それくらい我慢しなさい
未夜)アリスの正体の判明のタイミングどうしよー 何か最初に思ってたのと全く違う結末になってきたー
アリス)無計画なのはいつもの事でしょ さ、腕の見せ所よ
未夜)にゃー・・・・




