反王の裁判 24ページ目
今回の登場人物
時杯 優鬼 (ときつき ゆうき) 二つ名 シフト・グリニッジ
冷鵺の後輩 通称ユウキ
先輩の冷鵺にもため口
三鏡 (みかがみ)・グレモリーゼ・リアス 通称リアス
転校して来た金髪少女
人前では元気そうな少女 人前ではない時はちょっと不思議な少女
「私ね、小さい頃から転校が多かったんだ」
そういう切り口でリアスは話し出した
「ダ・・って、ユウキ君の前で繕っても仕方が無いか ダディは優秀な人で仕事で色々なところを渡り歩いてるの
小さい頃は海外を、中学生くらいになったら日本を ちなみにマミーとは海外の仕事中に出会ったらしの
それでね、ベタと言えばベタなんだけど色んな所に転校を繰り返すから中々転校した先のクラスに馴染めなくてよく転校初日には泣いて帰ったことがあったの」
「な、泣いて・・・・・?」
「うん、転校初日にイジメられてね」
何処か懐かしむ、と言うのは美化しすぎだろうか リアスは何処か遠くを見るように言う
「私は可愛かったからね この見事な金髪に青い瞳なんて奇麗でしよ?」
リアスは見せつけるように自分の金髪の髪を手で梳いてみせる
ていうかその言葉・・・ やっぱアリスなのかなぁ・・・・
「あ、一応言うけど最初はそんな事言わなかったからね? だからそんな変な人を見るような目はやめてね?」
「・・・・そうなのか?」
そこまで自信たっぷりに言うからそうなのだと思っていたのだが
「うん、昔はもっとおどおどしてたの すっごいビビり腰でまともに話せなかったの」
「・・・何と言うか、意外だな てっきり幼い頃から女王気質だと思ってたんだが」
「・・・・・・ユウキ君にとっての私のイメージって何なの?」
「うーん・・・・・ 傲慢で自分に対しては異常なくらい自身満々?」
まぁ、これは全部リアスでは無くアリスのイメージなのだが、やっぱり姿言動が全く同じなため妙に当てはめてしまう
「・・・・・・そんなにIってワールドイズマイン(世界で一番のおひめさま)だっけ?」
と、そこまで言って
「いや、そうかもしれない」と苦笑い気味に付け足した
「いっつもそうゆう事言ってたからね もしかしたらおまじないが効いているのかも」
「それで、そのおまじないって何だ?」
「これはね、昔ダディが言ってくれた言葉なの 嫌な事があった時にこう言えって、自信が無い時、怖い時、自分がどうすればいいか分からない時にはこう言って自信を付けろって」
そして少し恥ずかしがるようにしてそのおまじないを言う
「I'm fine, because I'm the world's prettiest girl. って」
「え何て?」
「Iなら大丈夫、だってIは世界で一番美しい、世界一の美女さんなんだもん って意味だよ」
英語が分からない俺の為に翻訳してくれるリアス
「自分は世界一の美人なんだから憎まれて当然、羨ましがられて当然 だから怖がるんじゃなくて堂々と胸を張って自分の可愛さを魅せつけろって、そう昔に言われたの
それでそのおまじないを鏡に向かって言うようになると本当に自信が持てるようになったの
自分は美しいんだからみんなから好かれて当然、初めて転校したところでも美人なんだから一目で惚れられる、妬んでくるあの子は自分に自信がない愚か者 嫉妬をする事しか出来ないタダの喋る豚だって」
「お、おう・・・・・」
何というか・・・・・・
「それは自信がついて良かったと言うべきなのか、そこまで自信過剰になる必要無くねと言えば良いのか」
「まぁ、微妙なところだよね」
と、リアスはため息を付いて言う
「多分そのせいなんだろうね、レイヤ君に噓つきって言われたの だってそのおまじない、ただ寂しさを紛らわす言い訳にしかならないもんね」
おまじないの事を言ってる時とは一転、今度は暗い顔で言う
「初めての場所を自信で紛らわして、初めての人にあう恐怖を笑顔で上塗りして、そう考えるとIって本当にイヤな・・・・・」
と、そこまで言うとふとハッとした表情になって唐突に携帯用の手鏡を取り出し、
「Iなら大丈夫、だってIは世界で一番美しい、世界一の美女さんなんだもん・・・・・
・・・ま、そうゆう女の子って事なの」
さっきとは一転、表情をいつものように戻して言うリアス
「あー・・・・・・」
その動作に思わず察して頭を掻く
「それ、冷鵺が一番嫌いそうだわ・・・・・」
自分を偽る 確かそれが冷鵺、ロストにかけた願いだと前に言ってたはずだ
「自分を平然と偽る あいつは嘘を付くのが苦手で嘘を付くのを羨ましがってたからなぁ・・・」
「そうなの?」
「嘘が付けりゃもっと友好的になれただろうって」
事実嘘によって初対面のクラスの子と友好になっているリアスは苦笑いだった
「そこまで欲しがるものじゃ無いと思う、 って言うのはIじゃ言えないね・・・・」
「だろうな」
「レイヤ君も大変なんだね・・・・・・」
そう言って何回か頷き、
「うん、もしかしたらあの態度の豹変ぶりはIに少し苛立ってああなったのかもしれないね」
「いや、あれは・・・・・」
「正直もうレイヤ君とはあまり話したくないと思ってたけど、もう少し理解を深めないといけないかもね
うん、ありがとうユウキ君、色々教えてくれて」
「ん? あぁ・・・」
「それじゃ、またお昼に会おうね!」
そう言っていつの間にか着いていた学校の校門を元気よく駆けて通り下駄箱まで一直線に向かうリアス
「・・・・・・・・・・・・・あ」
そいや、レイに言われてたあの世界について聞くことを忘れてたな
「まいっか」
期せずしてレイとリアスの仲をどうにか出来たし結果オーライでしょ
未夜)・・・・・・・・・・・・・・・
アリス)どうしたの? そんな驚いた顔をして
未夜)い、いや・・・・ この小説を書いてて初めて一時間毎に一回以上みられているという奇跡が起こってるんだけどアクセス解析に白が無いとか奇跡なんだけど
アリス)それって一人の子が一時間毎に見てるって事か、色んな人が見てくれているのか、
ま、どちらにしろ良かったじゃない
未夜)ホント何があったんだ・・・・・?




