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日記のような物語(ダイアリーテイル)  作者: ミハヤ
「リアスの国のアリス』
77/129

反王の裁判 22ページ目

今回の登場人物


三鏡 (みかがみ)・グレモリーゼ・リアス 通称リアス


転校して来た金髪少女

人前では元気そうな少女 人前ではない時はちょっと不思議な少女


何なの・・・・


何なの何なの何なの何なの何なの何なの何なの何なの何なの!!!

「一体何なの・・・・!」


いっぱい転校して来たけどこんなにむしゃくしゃくしながら下校したことは無かったよ!

「一体何なのよっ! 何が適当なの! 何が嘘っぽいだよ!!」


あー、もう! とにかく早く帰る!!


I・・・じゃない、私ことアリスは今は結構豪勢なマンションに住んでいる

地域によって当たり外れが大きいのだが、今回は割かし当たりの部類だろう


このマンションは自動ロック式で、部屋の番号+二桁の番号でロックが解除される仕組みのようで・・・

『バンゴウガチガイマス』

「あー、もう! これは前のマンションの番号だった!!」


乱暴にポケットの中に入れてある四葉のクローバーのガラが入った手帳を取り出し、番号を確認して押す


『バンゴウガチガイマス』

「って、これは三つ前にメモしたやつじゃん!!! どうしてこうもイライラしている時に間違えるかなっ!」


今度こそしっかり確認して番号を入力する

今度はガチャリと開いてすぐエレベータに向かう 乱暴にボタンを押して自分の部屋?家?がある階へとたどり着き早足で・・・・部屋(やっぱり部屋かな)の前に向かう


「・・・・・すー、はー」


取り敢えず自分の部屋(これはマイルームって意味)までは自制できるように心を落ち着かせ、

・・・・・ガチャリ

「ただいま、mummy(マミー)


明るく元気よくドアを開ける


「あら、おかえりなさいリアス」

どうやら荷物整理でもしていたようで、腕に段ボールから剥がしたっぽいガムテープを張り付けてリビングから出て来る


「学校どうだった?」


「うん、たのしかっ・・・・・・」

『そういうリアス君は昨日と変わらず嘘くさいね』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「? リアス?」


「・・・えっ?」

どうやら少しぼーっとしていた様で少し心配そうな顔のマミー(英語苦手だからこっちにさせてね 未夜より)が目に映る


「あー、ごめん、少し疲れてて、ちょっと変な子がいてね」


「そうなの? そうゆう子はあまり関わらない方が良いわよ? 悪影響を受けちゃうから」


「うん、わかった」


会話もそこそこに自分の部屋に入る

このマンションが防音が良く、おまけに部屋に鍵も付いている 最初は殺人を起こしやすそうだなと物騒な事を思ったのだが、

カチャリ、とカギをかけて、ふぅ、と一息 そして・・・・


「あーーー! もう何なのよあの子!!」


防音使用に感謝しながら叫ぶ

「何なの何なの何なの何なの!」


『変わらず嘘くさいね』

その言葉が嫌に的を射ていて・・・・・


「あー!あー!」

ろくに荷物を出していない自分の部屋に置いてある大きな鏡を見て、大きく深呼吸をして、いつも通り()()()


「Iなら大丈夫、だってIは世界で一番美しい、世界一の美女さんなんだもん」


そして、もう一度大きく深呼吸


「・・・・・・何で、このことをレイヤ君が知ってたんだろう」

冷静になった思考で考える


誰かから教えてもらった・・・・ ってのは無いか

これは誰も知らない秘密の呪文、教えてくれたdaddy(ダディ)だって忘れている事なんだし


「なら本当にあてずっぽう?」


私は鏡に映る自分を見ながらひとり呟く


・・・・いや、無いか

そんなの、こ、こく・・・・・・ インフィニティの彼方の確率だろう

らなやっぱり誰かから聞いた・・・・・?


「そっちの方が在り得ないよね・・・・・・」


もう訳が分からずどすんと大きな音を立てながらベットに寝転がり、衣服や勉強道具を除いて唯一段ボールから出したアリスモチーフの白いうさぎのぬいぐるみを抱く


「それに、噓つき、か・・・・・」


寝転がっていても見えるように置いた鏡を見る


そこには、無意識に親に嘘を付こうとした自分、いつも嘘の呪文を言う・・・

「呪文は嘘じゃないでしょ?」


鏡に映っている自分は言う


「・・・・・・・・うん、嘘じゃ無い Iが美人なのは嘘じゃ無い」

いつからこんな自問自答するようになったのだろうか、何か嫌気がさして鏡の代わりに白い天井を見る


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


凄い嫌な気分、でも・・・・・・

「何か、新鮮だな・・・・・・・」


初めて、昨日の最初のレイヤ君の言った言葉を思い出す

『嫌だ近寄るな』


「ふふ、思えば初対面から嫌わててたな」

あれは中々にショックで、それでいて面白かった


どこもかしこも転校した時は男子の『かわいい』や『キレイ』や女子の『調子にのるな』だった

「女子からそんなことは言われる事はあっても男子からは無かったからなぁ・・・」


それでどんな人なんだろうって昨日は色々探って、

「そしたらむしろIが探られたのか・・・・・・・・」


・・・・・・・・ふふっ


「何か、今回は面白い学校を引き当てたみたいね!」

自分に報告するように再び鏡を向いて言う


さて、明日はどんな暴言を言われるのだろうか? 泣かされないように気を付けないと ・・・それとも泣いて困らせる?

「ふふっ! アタシってばイヤな女!」


何だが久しぶりに、学校が面白そうと感じた気がした

・・・いや、本当に面白そうと感じたのは・・・・・・・


「・・・・こんな事もあるんだね」

今日は中々感情がコロコロ変わって疲れる日だった

未夜)英語難しい・・・・・・


アリス)そこは頑張りなさいよ

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