反王の裁判 19ページ目
今回の登場人物
時杯 優鬼 (ときつき ゆうき) 二つ名 シフト・グリニッジ
冷鵺の後輩 通称ユウキ
先輩の冷鵺にもため口
芝埜川 沙里香 (しばのがわ さりか)
冷鵺の後輩 ユウキとは仲が悪かったり良かったり
亡神 冷鵺 (なくしがみ れいや)?
「んー、」
お互いに見張る、ね・・・・ ミユの言葉をふと思い出す
授業と授業の休憩時間、俺は一人アリス、あいやリアスの対応について考えていた
詰まる所アリスの事は冷鵺に任せて俺はリアスと親睦を深めろという事かと時間が経ってそう思った
「めんどくせぇな・・・・・」
自分で言うのも何だがあまり俺は女子に好かれる奴でも、女子に話しかける奴でもない
いくら冷鵺のダチだと言っても積極的に話しかけたりアプローチしては、リアスがアリスだった場合流石に警戒されて、リアスがアリスでは無かった場合ただ単に嫌がられるだけと・・・って、そこまでする必要も無いか?
でも今一番狙うべきものは俺がリアスと居る時に冷鵺、レイとロストのどちらかがアリスと接触する事なら出来るだけ一緒にいた方が良いのでは?
そんなことを一人でうんうん唸りながら考えていると、
「あの、ユウキ・・・・・」
「ん?」
おずおずと言った感じで芝野が話しかけてきた
「んだよ、何か文句あるのか?」
そんなに悩んでるのが悪いか? と完全な八つ当たりな感じで返す
しかし文句があったのはあながち間違いではなかったらしいが
「ねぇ、もしかしてユウキが原因なの、あれ」
「はぁ?」
全く訳の分からない事を言ってくる芝埜
「あれって何だよ」
「あれ、違うんの? うーん、ユウキが何か悩んでる感じだったからてっきりユウキが犯人なのかと・・・」
と、今度が芝埜の方がうんうん唸りながら悩みだす
「お、あれって何の事なんだよ」
「あー、いや・・・・・」
そしてまた言いにくそうにおずおずと言う
「その、ね、センパイがどうも様子がおかしいみたいなの」
芝埜がセンパイと呼ぶのは冷鵺一人しか居ない
冷鵺がおかしい・・・・・?
「何かね、センパイがリアス先輩にキツイ言葉を言ったって」
「・・・・・前もそんな感じだったろ」
明らかに冷鵺はリアスの事を毛嫌いしてたし、て言うか朝聞いた話だと初手から『嫌だ近寄るな』とか言ってたらしいし
「いえ、そんな感じでは無しくて・・・ 何か今日は朝の挨拶で『昨日と変わらず嘘くさいね』って・・」
ふむ・・・・・・
確かに何か冷鵺にしては言葉選びが妙に直球過ぎる気もするが、まぁ嫌だ近寄るなとか言ったんなら
「それを笑顔で」
「は?」
れ、冷鵺が笑顔だと・・・・・?
ロストならまだしも冷鵺元気に挨拶って
まず考えられないんだけど 何せ冷鵺はロストの時とは比べ物にならないくらいに愛想が無くなる
そんな冷鵺が笑顔で挨拶・・・・・?
「それを聞いてさっき見に行って見たら気持ち悪いくらいリアス先輩に優しくて」
・・・・・・・・・・
「おまけに私に気付いて笑顔で手を振ってきて、正直気持ち悪かった」
「お前の先輩だろ、気持ち悪い連呼してやるな」
優しくなったら気持ち悪いと言われるとかどんな先輩だよ
と言っても、確かにそれは気持ち悪い
一体何が・・・・・・・
「それでね、他に聞けば朝早くから教室の掃除とかもしていたら」
「あ」
掃除ってもしかして・・・・・・・・
「ちょっと行ってくる」
「ユ、ユウキ?」
困惑する芝埜を他所に俺は早歩きで冷鵺の教室に向かう
掃除、つまり働き者という事で、おまけに優しい、つまり人当りがいい
冷鵺では考えられない、ロストでも考えられない、となるともしかして・・・・・
「冷鵺!」
勢い良く扉を開ける
「あれ? どうしたのユウキ君?」
休憩時間なのに何か教えていたのか、教科書を持ってリアスの横に座っている冷鵺
ちなみにリアスの顔は困惑気味で、それは俺がイキナリ入って来たからではないだろう
何せ俺が入って来た途端何処かホッとした様子だったのだから
「? オレに何か用か、ユウキ君?」
普段冷鵺だと在り得ない君呼びに一人称がオレ
あぁ・・・・ 間違いない
「いや、すまなかった マジですまなかった マジでいきなり押してすまなかった」
ポンと肩を叩きながら俺は言う
「?」
首を傾げる冷鵺だったが、俺の言葉にようやく自覚が追いついたのかキョロキョロと辺りを見渡し、そして自分の格好を見てから、
「・・・・・・・・あれ、何で『オレ』なの?」
と、クエスチョンマークを頭に浮かべてレイは言ったのだった
未)今更だけどこれ順序逆だよね? 前の話しで既にネタ割らしてたよね?
ア)なら直す?
未)えー めんどくさいし、イキナリ順番変えると愛読者が混乱しそうだし
愛読者いるかどうか知らないけど
投稿時視聴平均13人の中に愛読者いるかどうか知らないけど
ア)さぁ? 一人くらいはいるんじゃないの?
未)そこは責めて13人全員って言って欲しかった・・・・




