三月ウサギからの招待状 12ページ目
今回の登場人物
ロスト
半人半吸血鬼の幼女 二つ名 ヴァニティ・キャメロット
ボブヘアーの黒髪に紫の瞳の幼女 一人称「僕」
アリス
長い金髪でエプロンドレスの少女 見た目は正しくアリス 一人称「アタシ」
クロク
アリスのペットの黒毛のウサギ
「何でこんなところにいるの」
「それはアタシのセリフなのだけど」
しゃがんでクロクを撫でながらアリスは言う
「普通こんな所まで来ないと思うのだけど どうしたの、迷子?」
「・・・・ま、そんなところかな」
・・・どうしてアリスがこんなところに?
アリスと会話をしながらそんな事を考えてた
アリスはいつも町中、人が多く集まるところへ出没していた だからこんな誰も来ないような森の中に現れるなんて何かしているのだろうか・・・・・
「アハハ! 迷子だなんて、一緒にお家までついてあげよっか?」
「いや、自分一人で帰れるから」
・・・・・本当は迷子では無いのだけど本気で信じられちゃって何かムカつく
「そう? アタシはアナタひとりじや無事に帰れないと思うけど?」
「・・・・どういう意味」
「ウサギにを追いかけて迷い込んだ少女が無事に帰れると思うなって意味よ」
アリスは立ち上がり笑う
「・・・・やろうって事?」
僕は刃を出して身構える
「いややらないわよ アタシはか弱い少女なの、戦闘なんてこれっぽっちも出来ないわ」
もう降参するように両手をあげるアリス
確かにいつもシルエットを呼び出して混乱を招いているがその時は絶対に戦わず観戦もしくは逃亡をしていた
アリスが言ったように自分自身の戦闘力は皆無なのだろうが、
「でも、そのかわりシルエットを出してくるんでしょ」
来るなら来いと言うように辺りを見渡して警戒をするが
「そんな事出来ないわよ アタシには」
両手を挙げたままアリスは言う
「別にアタシは怪物を取り出すとかそんな高等能力は持ってないわ アタシはただシルエットを連れてきてるだけ」
「・・・・・やけに正直だね」
「だってこの状況だと命乞いをするしかないのだもの アタシは戦えないし、逃げようにもこの状況じゃ逃げられないでしょ
だから、取引しない?」
「取引?」
食いつくのを待ってましたとばかりにようやく手を降ろして言う
「そ、取引よ あなたたちはアタシと似た少女の事を知りたいんでしょ?」
アリスと似た少女・・・・・
「・・・リアスの事か」
それには答えずリアスはただ笑うだけ
「取引の条件はこの場と町以外でアタシを見かけた時はを見逃す事、他言無用の事 これでどう?」
「・・・・多いね、条件 そっちが今不利っての分かってる?」
「拷問ってのは口を割るような奴じゃ無いと無駄に時間を消費するだけよ?」
アリスの言う通りだった
僕が知りたいのはアリスとリアスの関係性 それを取引じゃ無いと口を割らないとアリスは宣言した
つまり実力行使には屈しないと
もしもここでアリスが捕らえられたとしても口を割らず、ただ単にアリスを弄って終わりと言う嫌な構成が出来るだけだった
僕らが止めたいのはアリスの厄介ごとなだけで、流石に殺してまで止める気は無い 詰まることろアリスは自分自身を盾にして交渉をしようと持ち込んでいるのだ
こっちに殺意が無いのをいい事に
「本当に僕らが手を出さないと思ってるの?」
「思ってるわよ?」
あっけらかんとリアスは言う
「だってそれなら初めから実力行使するでしょ ユウキ君がいい見本よ あの子、アタシには全く銃を向けてこないじゃない」
「・・・・・・・・」
そう言われると返す言葉も無い
・・・・さて、どうするか アリスの言う事だ、もしかしたら交渉成立したところで口を割らない可能性がある
ならこっちも口を割らなかったら交渉何て気にせず捕まえればいい 捕まえればいいのだが・・・・
「・・・・・・嘘は付きたくないなぁ・・・・・・・」
「あら、正直者なのね」
あ、声に出しちゃった
「フフ、可愛い子 そこは安心して頂戴、約束くらいは守るから」
ニヤニヤと笑うリアス
絶対何か企んでそうだが・・・・・・
「・・・・・・いいよ」
とにかく、何でもいいから少しでも情報を得ないと何も解決しないと見た
「その交渉は成立だ」
僕は刃を収める
「フフ、ありがと!」
わざとらしい、いや白々しい笑みを浮かべて言うアリス
その言動に思わずため息を付きながら顔を片手で覆ってしまう
「はぁ・・・・じゃ、ちゃんと他言はせず、この場は何もしないから君とリアスのかんけ―――———」
「えい!」
僕がそんなため息をついてる隙にアリスは
「———————————————————!!!!!!っ!」
また、僕の履いているショートパンツを下着と一緒に降ろしてきた・・・・・
「アリスーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
慌てて履き直してもう一度刃を手にする
「てめふざけんなよ!! いい加減僕を脱がすの止めろ!!! そのせいで仁にセクハラされそうになったんだからな!!!!」
「いや、なんでそこで最悪の吸血鬼の名が出るのよ 一応デリカシーは配慮して誰も見てないところでやってるじゃない 自分でクチ滑らせただけじゃないの?」
「うぐっ・・・・」
その通り、その通りだけど・・・・!!
「あと、その刃はしまってよ 何せ、今さっき見逃すって約束したわよね?」
こ、こいつーーーーー!!!! 絶対これがしたくてそんな事誓わせただろ!
「てか何で毎回こんな事するんだよ! 百合か!? 実はテメー同姓愛者か!?」
「うーん、強いて言うならファンサービスかしら」
「ファンって誰の————————————あ」
え? うそ・・・・・?
「もしかして・・・・・、未夜のあのやつ?」
「あら、知ってるの?」
「え? もしかして、今の使われる?」
「さぁ? 未夜ちゃんに聞いたら?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「未夜ちゃん! 絶対今のシーン使わないでね!! 使わないでね!!」
聞こえるがどうか分からないが取り敢えず叫ぶ 叫ばないといけない
あんなの使われたらもう生きていけないよ・・・・・?
「大丈夫よ どうせ活字なんだし 奇跡的に絵とか入っても修正があるでしょ だからそんなに顔を赤くしないで」
「するに決まってるでしょーーーーーーー!!!」
バッチリこのシーンは使わせて貰いました アリスグッチョブ (未夜
やはりこういうのはぶっこまないとね!
・・・・相変わらずえげつないね、アリスちゃん
あ、少し分かりやすくなるように前書きに登場人物の簡単な紹介をしてみる事にしたから




