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日記のような物語(ダイアリーテイル)  作者: ミハヤ
「リアスの国のアリス』
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三月ウサギからの招待状 11ページ目

「ふぅ・・・・・・・」


誰も居ない森の中、僕は静かなひと時を寝ころんで楽しむ


とにかく今は何も考えないようにしたかった と言うより考えすぎで何も考えたくなかった


取り敢えずリアスにアイドルの事を切り出してみて特に反応が無かったことから一応リアスはアリスでは無さそうと適当に決めつける事にした


「んー・・・・・・・」


今日はリアスのせいでクラス中に目を付けられたり振り回されたりして大変だった


こういう時には一人の時間と言う物がとてもありがたく感じる


別に誰かといるという事が嫌いと言う訳では無い 別にユウキと話しがしたく無い訳でも無く、仁と遊びたくない・・・ いや今は遊びたくないや


ま、とにかく誰とも会いたくないと言う訳では無いのだが、如何せん誰かといると疲れてしまう

誰かがそこにいるだけで疲れてしまう


それを贅沢な悩みだと言われそうなのだが、体力と言う物はもちろん限界がある 無理してまで周りに合わせる必要も、絡む必要もないだろう


「・・・・・・・・」


僕は辺りを見渡す


忘れられているかと思うが今は夏真っ盛りなので放課後の時間でも存外心地がいい


ゆっくりと吹いている風、揺れる木々、森独特の空気、 とても心地が良いのだが・・・・・


「・・・・・本が読みたいな・・・・・」


ちょうどあの本が読みたい あの狼と商人が一緒に旅をする本を 

たしかあの本の中に森で二人で他愛のない話しをしながら眠るってシーンがあった気がするな 何巻だっけ、あのシーンって・・・・


「・・・・・はぁー・・・・・・・」


やはり考え事をしているとため息ばかり出てしまう


何せ今さっき一人でいるとありがたいとか思っておきながらもう誰かと居たいと思っているのだから

イチャイチャしてるシーンをもう一度読みたいなんて思ってる時点で寂しいと思っている証拠だ


「・・・・・・・・・・」


・・・・・・僕は寂しいのかな


僕は前までずっと一人でいた 一人でいる事が当然とさえ思っていた その事に何ら不自由は無かった

と言うより昔は不自由になりたくないから誰かと居ることを嫌ってたっけ


誰にも邪魔をされたく無かったから、自分の自由を邪魔されたく無かったから


そう考えるとアリスと僕は正反対とさえ思える 邪魔をされない事で自由を得ようとした僕と違い、アリスは邪魔をする事で自由であろうとした


障害物の無い空を飛びたかった(ぼく)と、障害物だらけの森を飛び跳ねるウサギ(リアス)


ただ地上を見つめる鳥と、色々な物を探し回るウサギ


・・・・色々と言えば、リアスは色んな人と会って来たって言ってたな


僕とは真逆だな 僕はほとんど誰とも会っていなかった 小さい頃から誰かと関わる事を嫌って、その上不登校になったから余計に誰とも話さなくて、それに比べてリアスは沢山の人と話しをして来たんだな・・・・・・


「・・・・・・・・もしかして」


もしかして、そういう意味じゃない? 沢山話しをして来たって何となく友達だ多いからって気がしてたが、逆にもしかして()()()()()()から色んな人と話しをしてこれたとか?


あの金髪だし、もしかしたらたとえば・・・・・・


ザッ ザッ ザッ ザッ・・・・・・・


「・・・・・ん?」


ふと小刻みに音を刻む足音が聞こえた


何か動物がいるのかと思い起き上がって辺りを見渡すと、


「あ、あれは・・・・・」


チョッキのような服装と小さい懐中時計が目を引く黒いウサギ、えと・・・ 確かクロクだっけ、あのアリスと一緒によくいるウサギが何故か歩いていた


あ、歩いていたと言っても二足歩行では無く四足歩行なのだが


「何してんだ・・・・・・?」


その場で様子を伺うと、クロクはキョロキョロと辺りを見渡した後にまた何処かへ行ってしまう


「何か探してるのか?」


不審に思い、僕は後を付ける事にする


ウサギは耳が良いらしく、普通に歩いて尾行すると気付かれそうなので羽を作り出し(フェイク・バード)、無音の低空飛行で後を付ける事にした


クロクは辺りを見渡しては歩き出すを繰り返していた


何を探してるんだ・・・・・?


そして何度かそれを繰り返した後、


「あ、クロクちゃん、おかえり、見つかった?」


あれは・・・・・!


その言葉に対しクロクは首を横に振る


「そう・・・ まぁ、しかたないわね」


エプロンドレスに金髪の少女


「アリス!!」


「あら、あなたなのロスト あ、もしかしてクロクを追いかけて来たの? ウサギを追いかけるなんてよっぽど不思議の国へ行きたいのね」


驚いた様子も無く、楽しそうに笑いながらアリスは言ったのだった

うーむ・・・・


あら、どうしたの未夜ちゃん?


あ、いや、このサブタイトルで良かったかなーって思って 別にいい案を思いついたら変えるかもね

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