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日記のような物語(ダイアリーテイル)  作者: ミハヤ
「リアスの国のアリス』
57/129

ウサギは追いかける為にある 2ページ目

「よし! 今すぐライブ会場を作りましょう!」


・・・・・・ホント、馬鹿ばかりだな


「なぁ、こいつらどうにかならないのか?」


「どうにか出来るならもうとっくにしてるよ・・・・・・・・」


もはや諦めたと言うような死んだ目でそう言う桜の人化と言うべき少女、魂桜 刹那(こんろう せつな)、通称 刹那


あ、因みにシザースはスクラットの後処理の為アイドル計画を仁に話してから逃亡 

なんでわざわざ話したんだよ、おかげでこいつがめんどくさい方向に話しを進めやがった


「え、いいじゃないですかアイドル! これで迷惑行為を解決出来ますしあのアリスちゃんの可愛い所を見れますしこの異端郷(いたんきょう)にアイドル文化を築けますし一石三鳥では無いですか!」


そんな馬鹿げた事を言うのは吸血鬼であり人間の少年、半人半鬼、最悪の吸血鬼、輝闇 仁(きじゃ じん)、通称 仁だった


パーカーに首にはヘッドホンといった格好や部屋のゲーム箱が散乱としている現状をを見て貰えば分かるが仁はかなりのオタクである


もしやアイドル活動を推薦するんじゃ無いかと思っていたが、まさかここまで熱狂になるとわ・・・・・


「んー、でも確かに仁君の言ってる事も一理あるよね」


そう呑気に言うのは俺の先輩の、偽物であり本物の、反王(はんおう)、レイだった


「だってアリスは自分を見てもらいたいからあんなやってるんだよね? ある意味子供みたいな思考回路だけど、逆に考えてアイドルになりたいという子供じみた解決方法で簡単に収まりそうだけど」


こんな能天気なところはいつもなら濃いメンツ、主に仁からのストレスによる負担軽減になるのだが今回はため息を付かざるを得なかった


「あのさぁ、今まで散々迷惑をかけてきた奴が好かれると思うか? 初ライブで観客に石でも投げられてみろ、下手するとマジであいつが闇落ちして愉快犯行から逆恨み犯行になりかねないぞ?」


普段から自分が一番とか美しいとか言ってるやつである、そうゆう奴はそこを否定すると何が起こるか見当が付かない

相手が愉快犯だからこそある意味助かっているのだから、出来ればこれ以上被害拡大は止めて欲しい


「まそうでしょうね」


あっさり認める仁

あ、アイドルは本気じゃ無かったのか 良かった


「でも本当にアイドルはして欲しかったですけどね でも風当たりが強い以上流石にできませんよね」


いや本気だったわ、こいつ

ま、まぁ、アリスアイドル計画はそのまま破棄になりそうなので今回は良しとしようか・・・・


「と言うより、」


と仁はため息を付いてから言う


「ボクはアリスの犯行は愉快犯では無いと睨んだりしてるんですが、 全く、あの子は何を考えてあんな事をやってるんでしょうか・・・・ 全く見当が付かないですよ・・・・・・」



アリス あの金髪のエプロンドレスの少女をそう呼んでいる 正確にはアリス自身が自称している


レイの情報によれば最初にアリスが現れたのは俺の能力が時間移動では無く場所をズラす、『ズレにズレた時間(シフト・グリニッジ)』だった事が判明する前だと言う事らしい


俺と別れたあの時、その時にアリスと会っていたと言う


そしてレイがアリスと出会ったその後、唐突にアリスは頻繁に姿を現すようになった シルエットを連れて


何処からともなく現れては、いつの間にかシルエットを呼び出し、そしてどうやってかその場からアリスは消える


どうやってその場から現れたり消えたりするかは分からないがシルエットが唐突に現れるのは黒いウサギ、クロクが原因では無いかと考察していた


話しによれば以前最初に町にシルエットが現れた時に黒い動物を見たらしく、確かにそう考えるとクロクが原因だと思うのも頷ける


「って、そういえばロストはどうした?」


「そう言えばそうだね・・・・ どうしたんだろ、もう戻ってきていいはずなのに」


そうレイが言うのと同時にパタンと扉が開かれた


「ただいま~・・・・・・・・」


疲れたように部屋に入ってるく黒い幼女は俺の先輩の、本物であり偽物の、虚栄の(ヴァニティ)城壁(キャメロット)のロストだった


・・・・・毎度思うがホントこの二人、レイとロストはややこしい


「やけに遅かったですけどどうしたんですか?」


「ああ、いやちょっと猫耳少女に拉致られて・・・・・・」


「いやマジで何があったんだよ!!」


何がどうあってその猫耳少女に拉致られたりするんだよ! 


「拉致られたにしてはよく戻って来れたね いつもの幻影?」


刹那が言うようにロストは幻影、正確には『偽る』事が出来る どんな経緯で拉致られたかは知らないがロストなら帰って来れるだろう

と、刹那が言った事でようやく事の重大さに気付く


確かにロストは幻影が使えて楽に脱出できたとしても拉致られたとなったらただ事では無い


もしかしたらアリスの仲間がロストを阻害しようとして拉致しようとした可能性が———————


「いや、僕を拉致った理由がただ単に僕と話がしたかったって言う理由でイキナリ拉致ったかと思えばちょっと話をして即座に帰されたから多分別の愉快犯だよ・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・」


本当に疲れたような目で言うロストに思わずポンポンとロストの頭を撫でてしまった

お前も愉快犯に振り回されて大変だな と


まだ今回の事をロストには報告していないので俺が今日アリスに出会った事は知らないだろうが、不陰気は悟ってくれたようで、ロストは、 大変だね と言うように疲れた笑みで笑うのだった



ブックマークや評価をよろしく頼むわね  ・・・・・とこで、何でアタシにそこまでアイドルを求めてるのよ?


さ、さぁ・・・・? いつの間にかこうなった  別にワタシアイドルとか興味無かったんだけどなぁ・・・?

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