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日記のような物語(ダイアリーテイル)  作者: ミハヤ
「王と  」
22/129

「サムスアップorサムスダウン」 その4


「さっきから思ってたんですが剣術とか戦闘術とかそんなのはほぼ皆無みたいですね ちゃんと運動していない反動が来てますよ」


「ぐっ・・・・・・・・!」


剣と刃の衝突に耐え切れずロストの体が吹き飛ぶ だが何とか危うく着地し、


「うらぁぁーーーーーー!!」


そんな掛け声と共に無謀にも真正面から仁に突っ込む

それに対し仁も真正面に突っ込む


「そんな無謀な攻撃など通用、」

と、クルリと回転し、いつのに間にか背後に居た影鳥を薙ぎ払い、

「しませ・・・・」

「するんだよ! 命ある(ホログラフィック)影動植物(・ライフプランツ)!」


唐突に仁の足元からツタのような黒い植物が蠢き絡みつく


「な・・・・・・っ!」


「策ってのは二重にするのが基本でしょ!」


そして動けなくなった仁にロストの刃が、

「なーんて、無駄だぜ、ロストちゃん」


仁の体が発火し植物を焼け去り束縛力が無くなり自由になったところでロストの刃を受け止める


「策を力でねじ伏せるのは、強者の基本だろう?」


「この・・・・・・、インチキ野郎が・・・・・!」


そう吐き捨てて今度はさっきとは逆にわざと力を弱めて飛ばされる事で距離を取るロスト


 この二人・・・・・・

「一体何やってんだよ・・・・・・・・・・っ!」


何でこの二人が殺しあってるんだ! どうしてこんな無意味な事をしてるんだ!


どうして・・・・・・・っ!


「それは君が原因だからだろ」


「分かってるよ!」


オレの能力のせいでこうなってるんだろ!

「でもどうすればいいんだよ! オレが死ねばいいのか!?」


「・・・・・・・君、かなり勘違いしてるね


はぁ、全く・・・・ 本当はワタシは出しゃばる真似なんてしたくなかったんだけど、これじゃバットエンドになりそうだからね」


「バット、エンド・・・・・・・?」


「そそ、バットエンド ロストは仁に殺され、その後君も殺され、そしてこの世界に迷い込む人間は二度と現れず、いつまでも何もない平和でありました めでたしめでたし  じゃぁ困るんだよ


物語はハッピーエンドに とは言わないけど、せめて幸せそうに見える(フェイク・)終わり(エンド)じゃなきゃ物語は続かないでしょ」


「フェイク、エンド・・・・・?」


「そ 良くあるでしょ? これで終わりと見せかけて何故かまだまだ続く物語 これで終われば幸せのまま終われるのに終わらせない物語 まぁ、どの作品かは言わないけど 著作権に引っかかってもいけないし、別に批判する気も無いし、むしろそれはそれでいつまでも続いて凄いと思うけどね」


「はぁ・・・・・・・・・・」


「それよりも君キミ、早く動いてくれないかな」


「・・・・・・動、く?」


「・・・・・やっぱり 君、あれを止める気全然ないんだね」


「・・・・・・・・止めたいさ あんな殺し合いは止めさせたい あんな無意味なことは止めさせたい」


「別に無意味ではないよ ただ間違ってる、と言うかただあの子、ロストが知らなかっただけで」


「知らない? 何を?」


「それは自分で気づくべきだ ロストか、もしくは君が」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「いや、訂正するよ 君が気付かなければいけない 君が気付いて動かなければいけない

て言うか、何時まで蚊帳の外に居る気なの? この戦いは君の目の前で、君が原因で起きてるんだよ」


「・・・・・なら、あの蚊帳に入れと? あの殺し合いに混ざれと?」


「いや違う 


・・・はぁ、しょうがないな 特別に二つだけヒントをあげるよ 有り難く聴取したまえ


一つ、君はロストでロストは君 なら必然的に君の役割は決まってるんじゃない?」


「・・・・・・・・・・・・」


「二つ、鳥籠の中に居る鳥は鳥かごの外の世界をどう見てるのだろうか?」


「鳥籠の、外・・・・・・?」


「どう? 判ってくれた?  って、言いたいけど・・・・・ 判らないよね それはも仕方が無いのかな

だって君、自分で行動するってことをしないんだから 他人に流されてばかりなんだから

他人の顔色を窺ってばかり 他の人を頼ってばかり」


「そんなこと!」

「そんなこと無い? なら、今の現状はどうなんだい? 今はあの二人の顔を窺ってばかりじゃ無いか

ロストに任せっきりじゃないか 自分の命を、預けたっきりじゃ無いか」


「それ、は・・・・・・・・・」


ふと、ロストを見る


今も懸命に、自分のため、オレのために命を賭して戦っている 自分(二人)の命を賭して、戦っている


「・・・・・・・・あれは、」


「ん?」


「あれは、オレの手で、止めれる戦いなのか?」


「・・・・・・・・・ふふ、 ふふ!


ようやくその気になってくれた? そうさ、これは君の手でしか止められない

じゃ、やっとやる気になった君に大特別ヒントだ!


『城壁は何の為にある?』 」


城壁は、何のため、に?


「じゃ、後は頑張ってね 期待してるよ、城壁(キャメロット)君」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」



城壁は何のためにあるか、だと?


そんなの、敵から国の人達を守るため、いや・・・・・


オレは考える 頑張って考えてみる


他にも、国と国を、場所と場所を分けるラインとして 他には、他には・・・・・


ダメだ あの城壁を、あの閉鎖的な壁の意味なんてこれくらいしか———————————


「・・・・・・ん? 閉鎖?」


閉鎖をする それってもしかして・・・・・・


「城壁って、()()()()()為にある?」


ロストを見やる


「うらぁぁぁぁぁぁぁ!!」


今度は形容しがたいクトゥルフ的な何かを出すロスト

傷だらけでありながら、それでいて何処か自由的にに戦うロスト


「・・・・・・そうゆうことか」


何であんなにもロストが傷ついているのか 何故傷つかないといけないのか

それは、ただ単に、


「それが、オレの役目って事か」


そう呟いてレイは歩き出す



それは、ただ単に城壁の外にいるからなんだろうね うん、大変良く出来ました!

それが正解だよ 反王くん



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