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レスキューボーイズ 第五部 聖獣四天王編〈その十六〉

紫炎「私もこの事態には、危機感を感じています。そもそも我々四天王は東西南北を司る神とされ、古代の昔より、戦乱を収め、平穏をもたらして来ました。幾度となく起こった戦乱をも先代四天王の法力によって、収めてきたのです。その昔、塔賀山に連合軍の総司令が訪れたことがありました。その内容は、ドイツナチス軍が世界に脅威をもたらしているので、あなた達の力を貸して欲しいというものでした。その申し出をを受け入れた黄龍様と麒麟様は、先代の四聖獣四天王を戦線に差し向け、連合軍と共にナチス軍を鎮圧したのです。」

レッドル「それでは、今の平和があるのは、あなた達塔賀山の戦士のおかげなのですか。」

紫炎「そうです、そうでなければ今の平穏はなかったことでしょう。」

項志「俺も先代にこの話を聞いたことがある。」

亜輝「俺もそうだが……しかし、この力を巡って争いごとが起こったのも事実だ。なぜ阻止できなかったのかを俺は考える。」

紫炎「さすがね、亜輝、私も君と同じことを考え続けているわ……久しぶりね、亜輝。」

亜輝「お久しぶりです、紫炎姐さん……しかし、なぜこの地に定住なさっているのですか。」

紫炎「塔賀山を離れてこの地に来た時、ドグマの傍若無人の振る舞いを放っておけなかった私は、ここに定住することにしたのです。」

亜輝「そうだったんですか。」

次回は、六月十六日頃の予定です。

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