レスキューボーイズ 第五部 聖獣四天王編〈その十二〉
その頃ドグマの本部では、クロイツ達が失敗し、その身柄を拘束されたことが伝えられた。
ブレイン「クロイツが捕らえられたというのは本当か。」
ゲッター「はい、ゴールドとシルバーの仮面をつけた者に倒されたと報告を受けております。」
ガンツ「ドグマの内部情報が、コスモス側にもれれば、我々の計画も大幅に後退するおそれがあります。」
ブレイン「ドグマ最強戦士、真のゴールドとシルバーを呼び戻せ。」
ゲッター「は!」
そして、三時間後、ゴールドとシルバーが本部に着いた。
ブレイン「またお前達の力が必要になった。」
ゴールド「またか……」
シルバー「お前達、自分達で何とかできねえのかよ。最近仕事、多くねー?」
ゴールド「人使いが荒い組織だ。」
ゲッター「まあ、そう言うな。お前達にはばく大な報酬を与えているはずだ。」
ブレイン「お前達、背中に傷のある聖獣拳士を知っているか?」
ゴールド「先代白虎の継承者、霧風のことか?」
シルバー「霧風……あの死にぞこないか。」
ゲッター「その霧風と、もう一人の拳士によって、クロイツは捕らわれた。」
ゴールド「霧風ともう一人の拳士を抹殺すればいいのか。」
ガンツ「いや、クロイツと、捕らわれた部下を抹殺してくれ。」
ゴールド「口封じということか……まあ、悪党らしいやり方だなあ。」
シルバー「霧風ならまだしも、クロイツと部下など殺っても、おもしろくもクソもない。」
ブレイン「ゴールド、シルバー、これはドグマにとって、重要な任務なのだ、やってくれ。」
シルバー「どうする、ゴールド。俺は、弱い者いじめはあまり好きではないんだがな。」
ゴールド「言っておくが、俺達は、お前達についたわけでもない。お前達の人類抹殺計画にのっとってやっているだけだ。しかし、失敗した人間を全て抹殺して行くやり方は、俺は気にくわん。」
シルバー「まあ、俺は強い奴と戦いたいだけだがな。」
次回は、四月二十一日頃の予定です。




