レスキューボーイズ 第五部 聖獣四天王編〈その二〉
ゴールド「これが塔賀山で起こったことだ。」
礼子「亜輝君に二人の人格が作られたのは、その草馬という人が関係していたのね。」
シルバー「そうだ。」
ゴールド「しかし、二人がこれ程の能力を身につけていたとは、普通の人間では考えられん事だ。」
竜馬「まあ、そうだろう、普通ではないからな。」
シルバー「そうだったな、ネオヒューマノイドだったな。」
その時である。倒れていた項志と亜輝が目を覚ました。
亜輝「俺は、いったい。」
項志「亜輝、無事か。」
亜輝「項志、どうしたんだ、その姿は。」
項志「ああ、まあな。」
礼子「亜輝君、覚えていないの?」
亜輝「何を?」
礼子「あなたは……」
そう言いかけた時、項志は礼子を制止した。そして、こう言った。
項志「おまえは、俺たちをかばい、そのまま気を失ってしまった。そして、その後、俺が戦いを引き継いだということだ。」
亜輝「そうか、良かった、みんな無事で。」
シルバー「二人とも、気がついたか。」
ゴールド「そうか……では、俺達も行くとするか。」
竜馬「ま、待ってくれ、お前達、ほんとにドグマなのか?」
シルバー「そうだ。」
竜馬「ならば、なぜ二人を助けた。お前達のミッションは、この二人の抹殺ではなかったのか?」
ゴールド「気が変わっただけだ。」
そう言って去って行こうとした。しかし、ゴールドの背中には、結界を張った時の影響を受け、レオタードスーツの一部がはがれ落ち、大きな傷跡がついていた。その傷を見た項志は、こう言った。
項志「その傷跡は、まさか……霧風……霧風先生なのか。」
礼子「何ですって、霧風って、あなたの師匠じゃないの……」
次回は、一月六日頃の予定です。




