レスキューボーイズ 第四部 最強死闘編〈その二十九〉
その力はすさまじく、ほんの数分で、そのあたりの敵のドグマ戦闘員をせん滅したのであった。
しかし、その力は味方にも向けられてしまった。
黄龍「いかん、怒りで我を忘れている。」
そう言うと、右腕に気を集中させ、その気を亜輝に向け放出した。
黄龍「か〜つ!」
すると、亜輝は一瞬にして気を失ってしまった。
項志「亜輝〜!」
黄龍「大丈夫、気を失っているだけだ。」
一応戦いは収束した。黄龍は、生き残った塔賀山の戦士を広場に集め、こう言い放った。
黄龍「この塔賀山での修行もここまでだ……世界は今ただならぬ状況にある。この塔賀山一千年の歴史も、ここで終わりになるだろう。しかし、これだけは覚えていてほしい。創設者の言葉だ。『この気の力を悪に使うことなかれ。願わくば、世界を安穏たらしめる力となることを心から願う。』しかし、この千年の間、この力を悪のために使う者がいたのも事実だ。そして、その力も増大しつつある。私も、先代達の教えのまま、悪と戦うことになるだろう。ここで皆とは離れ離れになるが、創設者の格言通り生き抜いてもらいたい。」
そう言うと、黄龍は人差し指を天に掲げて、こう言い放った。
「塔賀山最強戦士集結せよ!」
最強死闘編・完
次回は、十二月九日頃の予定です。
新章「聖獣四天王編」に突入します。お楽しみに!




