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レスキューボーイズ 第四部 最強死闘編〈その二十六〉

ゴールド「礼子とか言ったな、なぜ、亜耀の中にもう一人の人格がいるか説明してやろう……あれは、五年も前の話だ。二人が揃って塔賀山にやって来た。そして、修行を始めた。」

シルバー「項志の方は白虎の風神拳を、亜輝の方は西龍の雷神拳の修行を行なっていた。」

ゴールド「亜輝は同期として入って来た草馬と親しくなり、共に修行に励んでいた。項志の方は、メキメキと腕を上げ、ほんの一カ月ほどで上級者クラスまで登りつめていた。しかし、亜輝の方は、一向に上達しなかった。それは、奴の性格に問題があったからだ。」

礼子「優しすぎたのね。」

シルバー「そういうことだ、格闘家にとって優しさが成長の妨げになることもある。」

ゴールド「そこで上級闘士が、亜輝に非情になるための修行を開始した。」

この塔賀山には、世界中から、格闘家が修行するために集まって来ていたのだが、その大半が武道の探求、修練のために集ってきた者達だった、しかし、その中には、ドグマの部下達も紛れ込んでいた。その目的は、この塔賀山の壊滅か、全てドグマに取り込むかのどちらかだった。特訓の成果もあって、亜輝の方も腕を上げ、上級者の域に達するまでになっていた。そんな時である。ドグマが関わった事件が起こったのは……


次回は十月二十八日頃の予定です。

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