レスキューボーイズ 第四部 最強死闘編〈その二〉
その頃、竜馬達は日本に帰還していた。
レッドル「ここが日本か。」
竜馬「日本は初めてだろ。」
ブルーバ「そうですね。」
項志「今までとらわれの身だったんだ、何もかも珍しいんだろ。」
レッドル「ああ、しかし、気も抜いていられない。」
亜輝「そうだな、このままドグマが黙っているはずがない。」
その時だった、後ろで声がした。
項志「誰だ?」
十郎太「俺だ、俺だよ。」
亜輝「高岡さん。」
十郎太「よく無事で帰ってきたな、良かった。」
竜馬「高岡君、留守の間、何か変わった事はなかったかね。」
十郎太「ええ、亜輝、項志の二人を、しつこくかぎまわっていたジャーナリストがいました。」
竜馬「ドグマの可能性があるな。」
十郎太「素性はわかりませんが、おそらく……」
竜馬「お前達はすでにマークされている。」
項志「どうする?」
亜輝「俺がおとりになる。お前達は護衛にまわってくれ。」
礼子「私も行くわ。」
亜輝「それは危険だ。」
項志「礼子、やめておけ、命がけだぞ。」
礼子「わかっているわ、今まで、あなた達の生きざまは全て私の魂に刻み込んである。母が言っていたわ。『礼子、今の世の中、私利私欲におぼれ、人が人でなくなっている。真の人間とは何かをよく考えなさい。そして、あなたが信じられる人間ができた時、その人と行動を共にしなさい』ってね。」
レッドル「その言葉、幼い頃、よく両親に聞かされていた言葉だ。」
ブルーバ「礼子、まさか、俺達と同じということなのか。」
竜馬「類は友を呼ぶということだな。」
そして、その後、亜輝と礼子はおとり役で、カップルということで、街の雑踏に紛れ込んで行った。しかし、その後方には、項志、レッドル、ブルーバがついていた。
レッドル「ブルーバ、あの二人……」
ブルーバ「お似合いだな。」
次回は、十一月十二日頃の予定です。




