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レスキューボーイズ 第四部 最強死闘編〈その一〉

あのアルカトラズの戦いから、三日後、ドグマの本部では総括が行われていた。幹部達が世界各国から招集され、そのセンターには人工知能のあのブレインがいた。そして、その両側には参謀のゲッター・ロールとガンツ・ゴーランドがついていた。

 ゲッター「なんたることだ。アルカトラズを失うとは。これで、我々帝国の野望も一歩後退したことになる。」

ガンツ「アルカトラズは、我々にとっても重要な施設の一つであった。どうなんだ、クロイツ。」

 あの攻撃の時、あらかじめクロイツは潜水艇で退出していた。指揮をとっていたのはクロイツの影武者であったのだ。

 ゲッター「よくもおめおめと帰ってこられたものだ。」

クロイツ「申し訳ありません。しかし、我々としても、まさかあのような刺客が現れるとは予想もしておりませんでしたので……」

ガンツ「あの我皇項志とかいう少年のことか。」

クロイツ「はい、それにキャサリン、そして、その兄弟も敵にまわりました……」

ブレイン「言い訳はもうよい。本来なら、処刑に値するところだが、これまでのアルカトラズでのお前の働きに免じて、もう一度だけチャンスをやろう。あの二人の少年とレッドル、ブルーバを暗殺せよ。もし失敗すれば、その時はわかっているな。」

クロイツ「は、はい、わかっております。」

ブレイン「各国の幹部の諸君も異議はないかな。」

幹部達「異議なし。」

ガンツ「それでは、会議はこれで終了する。幹部の諸君には、これ以上の活躍を期待する。しかし、図に乗ってハーケン・クロイツのように失態をさらすようなら、生命の保証はできない、それがドグマの掟だ。」

 すると、そこにいる全員が立ち上がり、

「ジーク・ハイル、ドグマ。」

を合唱した。その歓声は会場中に響きわたっていた。

次回は、十月二十九日頃の予定です。

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