要塞アルカトラズ編〈その二十五〉
エド「作戦内容は前に説明した通りだ。パイロットは亜輝、キャサリンで行く。戦闘機上部にはレッドル、ブルーバ兄弟が搭乗せよ。ナビゲーションは礼子がやってくれ。」
項志「今回は出番なしか。」
エド「お前には、特別なメニューを用意してある。」
項志「そうなのか。」
レッドル「項志、お前には本当に感謝している。俺達に任せてくれ。」
ブルーバ「二極一対の奥義はあ・うんの呼吸にある。このミッション、俺達がうってつけということだ。」
そう言って項志の肩を叩いた。
項志「ああ、そうだったな。お前達なら上手くやるだろうぜ。がんばってくれ。」
項志は、二人と固い握手をかわした。
キャサリン「項志、あなたには大きな借りができたわね。」
そして、キャサリンも握手に加わった。
エド「その前に、レーザーサーベルだが。」
そう言って全員の前に、直径五センチ位、長さは三十センチ位の二本の丸い棒状の物を取り出し、机の上に置いた。
エド「まだ試作段階だが。」
項志「そんなんで大丈夫なのか。」
エド「この状況ではやるしかないだろう。開発部を信用するしかない!使用方法だが……」
そう言って、棒のセンターに付いている突起物を指さした。
エド「危険だから、皆下がってくれ。」
そう言って、皆を周りからさがらせた。
エド「では、行くぞ。」
そう言うとスイッチを押したのと同時に、バチバチと音を立て、レーザーが二メートル位出現した。
レッドル「これがレーザーサーベルか。」
そう言うとサーベルに近づいた。
エド「それ以上近づくな……危ない。」
レッドル「なぜですか!」
エド「このサーベルは使用者を識別し、シールドを発生させる。しかし、それ以外の人間が近づくと熱風で大やけどする。」
レッドル「そういうことか……」
亜輝「そうでなければ、ミサイルの装甲を切断できないからな。」
ブルーバ「秘密兵器というわけですか。」
エド「そういうことだ。」
エド「君達はこれを使って両側から核弾頭のこの部分を切断してくれ。」
そう言ってミサイルの分解図の切断部を指さした。
エド「しかし、まだ試作段階ゆえにサーベルの使用時間は五分間だ。この間に任務を遂行してくれ。」
ブルーバ「五分か……」
エド「どうだ、やれるか。」
レッドル「ここまでくれば、もうやるしかない。ブルーバ、二極一対の奥義を発動させるぞ。」
ブルーバ「わかった、兄者。」
エド「よし、全員持ち場に着け。」
次回は、八月六日頃に更新の予定です。




