↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
28/169

要塞アルカトラズ編〈その十三〉

 門番1「俺の名はキャサリン・レッドル。」

 門番2「同じく、キャサリン・ブルーバ。」

 項志「我皇項志だ。」

 レッドル「ここの番人になって、お前のような奴は初めてだ。」

ブルーバ「ただの人間ではないな、強化人間か。」

項志「いや、ただの人間だ。」

レッドル「ただの人間だと、ここをどこだと思っている。アルカトラズだぞ……」

項志「そんなことはどうでもいい。やるのか、やらないのか、俺の目的は、拉致された人々の救出だ。お前達を倒し目的を果たす。」

ブルーバ「俺達を倒すだと。冗談にしては笑えん。」

項志「冗談かどうかは、戦ってみればわかることだ。」

そう言うと項志は、高速移動でレッドルに拳を向けたが、あっさりとかわされた。

項志「少しはやるようだな……」

レッドル「その程度では、俺達は倒せんぞ。」

項志「やはり、人間レベルでは無理か。」

ブルーバ「出し惜しみしていると、お前死ぬぞ。」

項志「そうだったな、お前達はドグマに強化されたんだったよな。」

レッドル「お前、なぜ知っている、誰に聞いた。」

項志「キャサリン・ローズだと言ったらどうする。」

レッドル、ブルーバ「な、なにー」

項志「そうだ、俺は、お前達の救出も頼まれている。」

ブルーバ「あの姉さんが、人にものを頼んだのか、信じられん……」

項志「今流行りのセリフだと、信じるか信じないかは、あなたしだいです。というところだな。」

レッドル「ブルーバ、こいつただ者じゃない。」

ブルーバ「わかっている。ここまで一人で来たのもうなずける。」

項志「一つ聞きたいことがあるんだが。」

レッドル「何だ。」

項志「ここの番人は、お前達の意思でやっているのか、それともやらされているのか……」

ブルーバ「俺達も拉致された。そして、ここの拉致被害者の命運は、俺達が握っている。」

項志「どういうことだ。」

レッドル「俺達が、この島から逃げ出せば、人質全員処刑される。」

項志「そういうことか。キャサリン・ローズから聞いた時、おかしいと思ったぜ。それほどの力があれば、すぐにでも逃げれるとな……」

レッドル「それはできん。」

項志「その正義感を悪用されてしまったのか。今は敵同士だが、同士になっていたかもしれん……だが、今は戦うしかないようだな。」

ブルーバ「残念だ。同じ正義の心を持ちながら、戦わなければならないのか……」

項志「『人はそれを運命と言う』というセリフを、以前テレビで聞いたことがある。」


次回は、三月十九日頃の予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。