要塞アルカトラズ編〈その十一〉
幹部③「アルカトラズ全戦斗員をC地区に結集、侵入者を排除せよ。」
アルカトラズの全兵士がC地区に集結した。
項志に対して総攻撃が始まった。その数総勢約一千。
幹部②「アルカトラズをドグマが統治して初めてだ。こんな事態は。それも一人の人間に……」
項志「集まってきやがったな。百、二百、三百、次から次へと……約千人か!!何人集まろうが同じことだ。」
そう言うと、その大群の真っただ中に突っ込んで行った。
そして、超高走で百人を倒した。
そして、その内の一人にこう言った。
項志「やめておけ、お前達が何人集まろうが、俺は倒せん。」
戦斗員①「体が動かん。」
項志「一時的に神経を麻痺させた。」
戦斗員①「殺さないのか。」
項志「俺の目的は殺人ではない。レスキューすることだ。」
戦斗員①「俺達を見逃すと言うのか。」
項志「戦斗で散って行った奴には申し訳ないが、俺自ら手を下すことはない。」
これを見ていた残りの戦斗員も、すでに戦意喪失していた。
しかし、中には若い戦斗員が、頭に血が上って銃を項志に向けて乱射した。
しかし、それより速く動いて全てかわした。
そして、その若い戦斗員にこう言った。
項志「銃では俺は倒せん。試しに撃ってみろ。」
若い戦斗員は震えていたが、ウワーと声を発しながら、五、六発項志に向けて発射した。
項志「気功法。」
そう言うと同時に、項志の体がみるみる赤褐色に変わって行った。
そして、銃の弾を全てはね返した。
それを見ていた戦斗員は、バケモノだーと言って、その場から逃げ去って行った。
その後、項志は残りの全戦斗員に向かってこう叫んだ。
項志「見ての通り、物理的攻撃は、俺には通用しない。もうわかっているとは思うが、お前達が何千人集まろうが、俺は倒せん。戦っても無駄死にするだけだ。戦斗はやめて道を開けろ。」
その圧倒的パワーと、項志の迫力に、戦斗員は中央部の道を開けた。
その中を項志はゆうゆうと進んで行った。
次回は、三月五日頃の予定です。




