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要塞アルカトラズ編〈その七〉

 エド「皆、集合したようだな。では、アルカトラズ攻略作戦会議を行う。皆、わかっているとは思うが、アルカトラズ攻略は、コスモスの悲願でもある。この基地を攻略すれば、飛躍的に世界平和の実現及びドグマの勢力を縮小する事が出来る。皆心して任務を遂行してほしい。」

全員「了解しました。」

エド「では、作戦内容を説明する。まず、アルカトラズに取りつかなければならない。船か潜水艇が妥当な所だが、どちらも島の感知システムにキャッチされてしまうだろう。」

コスモスメンバー「では、どうやって、島に上陸するのですか。」

エド「機械ではなく、人間で行く。」

メンバー「どういう事ですか。」

エド「人間が潜水し、水中から島に上陸する。」

メンバー「島の感知システムは、人間の場合、半径約1KMを海中レーダーで捕捉するはず。潜水服を使用しても上陸は不可能ではないでしょうか。」

エド「レーダーで捕捉して魚雷を発射するまで数分はかかるはず。その前に上陸すれば問題ない。」

メンバー「バカな。そんなことの出来る人間などいるわけがない。」

エド「普通はそうだが、普通でない人間が、この中に一人いる。この任務は、コスモスジャパンの我皇項志君にやってもらう。」

メンバー全員「バカな、こんな少年にですか。司令、お気は確かですか。」

エド「ああ、確かだ。この少年の能力は、人間のレベルを遥かに超えている。」

亜輝「その事については、私の方から説明いたします。この男、我皇項志は、一年間孤島で修行をし、生と死の間の中から人間の持てる潜在能力100%中90%を引き出すことに成功したのです。その時の海上での映像がこちらです。」

 その映像とは御五神島でのものだった。

 すると会議室がざわつき始めた。

 項志「お前、いつの間にこんなものを撮ったんだ!」

亜輝「こんなこともあろうかと、撮っておいた。」

項志「まったく、抜け目のない奴だ。というより、さすがだな。」

 メンバー「こんな人間がいるなんて信じられん。君、本当に人間か。」

項志「よく言われますが、間違いなく人間だ。」

 続いて、ドグマジャパンの手下を相手にした映像が流れた時には、皆目を丸くして仰天し、度肝を抜かれた。

 メンバー「銃弾を素手でキャッチしたのか。もはや超人だな。コスモスの秘密兵器という事か。」

亜輝「まあ、そういう事になるでしょう。」

 エド「皆、わかっていただけたかな。では、話を元に戻すぞ。先発隊は我皇君一人にやってもらう。基地に上陸した後、一気に入口まで進行してもらう。しかしそこには門番が二人ついている。」

項志「キャサリンが言っていた弟達の事か。」

エド「そうだ。奴らもドグマの被害者だ。救出しなければならない。」

項志「ああ、わかっている。キャサリンにも頼まれているからな。」

エド「この二人は君が相手をしてくれ。」

項志「わかった。」

エド「この時点でのろしをあげてくれ。その合図で後続部隊を出す。後続隊のメンバーには神龍君、小早川さんも出撃してもらう。」

亜輝・小早川「了解。」

エド「その後、拉致された博士達を奪還する。あとはコスモス全艦隊で、アルカトラズに総攻撃をかける。だが、あのアルカトラズだ。計算通り行くとは思えない。不測の事態も考えられる。各位、気を引き締めて任務を遂行してくれ。」

全員「了解。」


次回は、一月二十二日頃の予定です。

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