要塞アルカトラズ編〈その三〉
竜馬「どうだ、解読の方は。」
亜輝「全て完了しました。」
竜馬「さすがだな、二人とも。」
礼子「高校のNo.1とNo.2よ。」
竜馬「そうかそうか、頼もしいかぎりだ。」
項志「どうやら、攻略の時が来たらしいな。」
竜馬「その前に会わせたい人物がいる。」
そう言って、一人の外国人を紹介した。
竜馬「コスモスアメリカ支部のジョージ・エドワード総司令だ。」
エドワード「神龍君、我皇君、小早川さんだったね。アメリカ支部のエドワードだ。エドと呼んでくれ。」
亜輝「エドワードといえば、昔、アメリカのホームステイ先が、確か、そんな名前だったな。」
エドワード「それは、私の家だよ。私が、君達の両親に頼んで来てもらった。君とは、仕事が忙しく会うことはなかったが、妻が感心していたよ。あんな天才少年見たことがないと。」
亜輝「それは光栄ですが、残念なのは、小型核開発の時の持ち逃げ事件です。私も一部、研究に参加していたものですから。」
エドワード「その事は、私も残念に思っている。信頼していた博士だっただけに失望も大きかったよ。」
項志「オイオイ、二人ともコスモスつながりかよ。亜輝、お前、旅に出るとか言って、一ヵ月間家に帰らなかったが、そんなことをしていたのか。」
エドワード「我皇項志君だったね。君の事は竜馬から聞いているよ。今回のこの作戦、君の働きが大きく明暗をわけることになるだろう、期待しているよ。がんばってくれ……」
そう言って、固い握手をした二人を横で見ていた礼子だったが、
礼子「コホン、私がいることもお忘れなく。」
エドワード「もちろんわかっているよ。レスキューボーイズプラスワンていうことだろう。今回の作戦、君達三人の力がカギとなる。思う存分戦ってくれ。」
三人「はい、わかりました。」
エドワード「今回の作戦は総力戦だ。コスモスの持てる力を最大限に使って、任務を遂行する。すでにイギリス、フランス、ドイツの主要艦隊をアルカトラズ周辺に展開させて、その動向を探らせている。日本支部は、一年前のテロ攻撃で壊滅状態だが、竜馬、そして三名の勇士で作戦を決行する。作戦内容は、拉致被害者の奪還及びアルカトラズ施設の壊滅を目的とする。アルカトラズ攻略作戦は、三日後の現地時間19:00に決行する。」
全員「了解。」
次回は、十一月二十七日頃の予定です。




