STEP4-0 参考資料~『ho<ネコでもわかる!『神の子サクレアのサーガ』だニャ!(上)』第三稿より抜粋~
1.『サクレアの奇跡』
ユキマイ高原の寒村・ユキマイ村。
ある夏、壊滅的な旱魃にみまわれたが、『サクレアの奇跡』により救われる。
ho<『サクレアの発明・発見によって、永久凍土深部の水分や養分を活用できるようになって、ユキマイの地が豊かになった』……という史実が神話化されたハナシらしいニャ!
2.『ユキマイ建国』
豊作続きでおおいに栄えたユキマイは、王国として立国。
サクレアが『神王』として即位した。
ho<サクレアはネコが変身してヒトガタになった神、ってサーガには書いてあるニャ。
その実態は、ネコ科の動物をトーテムとしたシャーマンだろう、と言われているニャ!
3.『アズールの留学』
いちやく農業先進国となったユキマイ王国に、各国から留学生が派遣された。
そのなかのひとりアズールは、偉名王国の被差別民(夜族)の出身だった。
このことを知った偉名の反夜族過激派グループが、ユキマイ城前でヘイト活動を行った。
ho<偉名王は、夜族を『すぐれた暗殺者集団』として囲いこむため、悪口を流しまくって嫌われ者にしてたんだニャ!
けれど、それを受けてでてきた『反夜族過激派』たちの活動もまたうざいってんで、工作員使ってアズールのことを知らせ、お金を渡してユキマイに行かせたのだニャ!
4.『サクレアのさいしょの死』
自ら話を聞こうと出てきたサクレア王を、過激派グループのリーダー・グライスは刺してしまう。
当たり所が悪く、即死した王だが、みるみるうちに蘇生した。
このとき王は、事件の一週間前からの記憶を失っていた。
そのため『自らの心にも体にも傷を負った事実はない』として許しを与えた。
そして行く当てのない彼らを、そのままユキマイの民として迎え入れた。
グライスたちは『命の御恩に報いるために』と、心を入れ替え、末永く忠節を尽くした。
ho<これが『サクレアのさいしょの死』だニャ!
フツーにみるとヘンなところが多いから『ユキマイと偉名が、権威付けのために世の中にむけて打った、大掛かりなお芝居だった』とも言われているのだニャ!
5.『夜族宰相アズールと唯名帝国の誕生』
一方アズールは、蘇生するサクレア王の姿を間近で見て、ひそかに狂気を得ていた。
『サクレアのさいしょの死』を利用して王に取り入ったのち、側近たちを全員暗殺。
『側近たちは偉名王に拉致されたのだ』といつわり、サクレア王とともに偉名王国へ。
ともに偉名王を倒し、ユキマイと偉名を連合帝国・唯名として、自分は宰相の座についた。
ho<悪名高き唯名帝国、夜族宰相アズールの誕生だニャ!
意外にも? 七瀬奈々希(のちの朱鳥国王)を福祉大臣に迎えて行った初期の内政は、史上有数の善政と評価されているのだニャ!




