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外伝 曹孟徳引狼入室 高孝父迎刃而上 五段

建安二年、春。


曹操は南陽郡に侵攻し、淯水のほとりに陣営を置いた。この地を治める張繍は、わずか二年前に戦死した叔父の張済から軍勢を引き継いだばかりの若き将である。兵力は多くなく、曹操の大軍を前にしては抗戦の余地もなかった。


張繍は軍勢を率いて曹操に降伏した。曹操はこれを受け容れ、張繍の軍勢を自軍に編入しつつ、宛城に留まって後方の安定を図った。


この遠征には曹操の親族も多く従軍していた。弟の曹律、曹疾、曹彬、曹玉、曹徳の五人は、いずれもこれから曹操軍の中核を担うべき若き将たちである。また曹疾の息子である曹定も、父に従って初陣を飾っていた。さらに曹操の長子・曹昂も従軍しており、父の威光に恥じぬ働きを見せようと意気込んでいた。


しかし、平穏は長く続かなかった。


曹操は張繍の族父にあたる張済の未亡人を側妾にした。張済はかつて董卓の配下として涼州軍を率いた猛将であり、その妻は寡婦となってからも張繍の保護下にあった。曹操がこれに手を出したことは、張繍にとって一族の名誉を踏みにじられたに等しい。


張繍は恨みを抱いた。曹操はそれを察知し、密かに張繍を殺害する計画を立てる。しかし、この動きは張繍の側にも伝わった。張繍の参謀には、かつて長安で李傕や郭汜を抑え、献帝の脱出にも尽力した賈詡がついていたのである。


賈詡は張繍に進言した。「曹操が我らを滅ぼす前に、先手を打つべきです。幸い、我が軍は曹操軍の陣営の一部に駐屯を許されております。この機を逃せば、次はありません」


張繍は決断した。曹操の陣営を奇襲する。時を移さず、準備が整えられた。


同じ頃、宛城の北方には別の軍勢が潜んでいた。高順の命を受けた張五が率いる陥陣営、一千である。


張五は高順の腹心として長年仕えてきた男で、陥陣営の精鋭を預かるに足る剛の者だった。彼は曹操の軍営と宛城の間に部隊を配置し、さらに一千を城外に潜伏させ、もう一千を張繍軍の中に溶け込ませていた。後者は高順がかねてより張繍の陣営に送り込んでいた工作兵たちである。彼らは張繍軍の兵士に扮し、日々の雑務をこなしながら、いつでも動けるように待機していた。


張繍が奇襲を仕掛ける気配を察知した張五は、ただちに全軍を戦闘態勢に移行させた。高順からは事前にこう指示されている。「事が起きたら、後方から張繍軍を叩け。混乱に乗じて曹操の本陣を守り、典韋、曹昂、曹定の三名を必ず保護しろ。俺は賈詡を抑える。それから、保護したことは絶対に曹操に悟られるな。誰にも知られずに并州へ送り届けよ」


張繍の奇襲は、曹操が酒宴を開いていた夜に決行された。


張繍軍は突然の鬨の声と共に、曹操の本陣へ殺到した。護衛の兵たちは不意を突かれ、次々と斬り倒されていく。陣中は混乱の極みに達した。


「敵襲! 張繍が謀反したぞ!」


誰何の声が飛び交う中、曹操は側近たちに守られながら後方へ退いた。しかし張繍軍の勢いは凄まじく、曹操の身辺にも危険が迫る。長子の曹昂は父を逃がすため、自らの馬を差し出した。


「父上、この馬でお逃げください!」


「子脩、お前はどうする」


「私は兵と共に殿を務めます」


曹操は一瞬ためらったが、曹昂の強い意志を見て馬に跨がった。曹昂は手にした槍を構え、迫り来る敵兵の前に立ち塞がる。その傍らには、常に曹操の護衛を務めてきた巨漢の典韋がいた。


典韋はすでに数十の傷を負っていた。だがその手に握られた長戟は、いまだ衰えを見せない。彼が戟を一振りするたびに、敵の矛が十数本まとめて砕け散る。典韋は陣門に立ち塞がり、押し寄せる敵兵を一人で食い止めていた。その姿は鬼神の如く、誰もが近づくことを躊躇した。


「大公子、私に構わずお逃げください!」


「ならぬ! 典将軍、見捨てては行けぬ!」


曹昂は槍を繰り出し、典韋の脇をすり抜けようとした敵兵を突き伏せた。しかし包囲は刻一刻と狭まり、二人の周囲には数十倍もの敵兵が取り巻いている。


その時だった。


陣営の後方から、新たな鬨の声が上がった。張繍軍の背面に回り込んでいた張五の陥陣営が、突如として襲いかかったのである。漆黒の鎧に身を包んだ精鋭たちは、張繍軍の後背を寸断し、瞬く間に包囲の一角を崩した。


張五は陣の中央を突破すると、曹昂と典韋のもとへ一直線に駆けつけた。彼が率いる一千の兵は、すでに張繍軍の中に溶け込ませていた工作兵たちと合流し、敵の内側からも混乱を引き起こしている。


「典将軍、曹公子! こちらへ! 私は并州の高将軍が配下、張五でございます!これより助太刀致します!」


典韋は一瞬だけ張五に目を向け、それから曹昂を見た。曹昂はすぐに状況を理解し、典韋に叫んだ。


「典将軍、退くぞ! ここで死ぬな!」


「……御意」


典韋は最後の一振りで敵を薙ぎ倒し、曹昂と共に張五の隊列へと合流した。彼の体はすでに数十の傷から血を流していたが、その足取りはまだしっかりとしていた。


一方、宛城の片隅にある一室では、高順が単身で賈詡の前に立っていた。


賈詡は長安を離れて以来、張繍の参謀としてこの地に落ち着いていた。彼は高順の姿を見ても驚いた様子を見せず、むしろこうなることを予期していたかのように薄く笑った。


「高将軍。あなたがこの場に現れることは、予想しておりませんでした」


「そうか。ならば話は早い」


高順は賈詡の正面に腰を下ろした。その目はまっすぐに賈詡を見据えている。賈詡はその視線を受けて、わずかに表情を引き締めた。


「賈文和。俺はお前という男を調べ上げた」


「それは光栄です。どのような評判でしたか」


「董卓の幕僚として洛陽遷都を献策し、董卓の死後に三輔を再び戦乱に戻せば李傕と郭汜の暴走を抑え、献帝の長安脱出を陰で支えた。尚書として人事を担い、段煨のもとを離れる際には、家族を人質に残しながら自分の安全を確保した。張繍に仕えてからは劉表との同盟をまとめ、今回の奇襲もお前の進言だ」


賈詡は無言で聞いていた。


「人はお前を「毒士」「奸智の士」「知略の賢者」と呼ぶ。善悪や感情に左右されない、徹底した現実主義者だと。それはその通りだろう。だが俺は、お前のその現実主義こそが欲しい」


「現実主義……ですって」


「そうだ。お前には忠節も義理も期待しない。打算で動くならそれでいい。お前の才覚は、前漢の張良や陳平に並ぶと俺は見ている。巧みな弁舌、状況判断の正確さ、危機に直面しても臨機応変に対処できる智謀。それらすべてが、俺の并州には必要なんだ」


賈詡は微かに目を細めた。賞賛されることには慣れている。しかし、ここまで率直に自分の本質を見抜かれ、その上で「欲しい」と言われたことは、さすがの賈詡にも初めての経験だった。


「曹操は荀彧を我が子房と呼んでいる。ならば俺は、文和先生を我が孺子としたい。先生のその辣腕を、并州の民のために振るってはいただけまいか」


高順は深く頭を下げた。上将軍ともあろう者が、一介の文官に対してである。賈詡はしばらく無言で高順を見下ろしていたが、やがて小さく息を吐いた。


「……あなたは、私が打算で動くと知りながら、それでも仕えろとおっしゃる。私がいつかあなたを裏切るかもしれないと、考えないのですか」


「裏切るなら裏切るで構わん。その時は俺の器がそこまでだったということだ。だが俺は、お前が并州で為すべきことを為せば、裏切る理由そのものがなくなると信じている」


賈詡はしばらく黙っていた。彼の頭の中では、これまでの人生で出会った主君たちの顔が次々と浮かんでは消えていった。董卓。李傕。段煨。張繍。彼らはいずれも賈詡の才を恐れ、利用し、しかし決して心の底から信頼することはなかった。


だが、目の前のこの男はどうだ。打算も計算も現実主義も、すべて承知の上で「欲しい」と言う。手の内を見せた上で、まっすぐに頭を下げる。この馬鹿正直さは何なのか。そしてこの馬鹿正直さこそが、おそらくはいかなる策謀にも勝るのだろうと、賈詡は不意に思った。


彼はこれまで打算だけで生きてきた。しかし今、その打算を全て崩されるような、不思議な感情が胸の奥に湧き上がってくるのを感じていた。


「……高将軍。私はこれまで、多くの主君に仕えてきました。董卓は私を用いましたが、私を恐れませんでした。段煨、李傕は私を親しみながらも恐れました。張繍は私を信頼しましたが、私の才を完全には理解していませんでした。しかしあなたは」


賈詡は言葉を切り、それから静かに笑った。


「あなたは、私を恐れない。それどころか、私の打算すらも利用しようというのです。こんな男は、生まれて初めてだ」


賈詡はゆっくりと頭を下げた。


「お受けいたしましょう。この賈文和、并州の地であなたのお役に立ちます。あなたという主君が、どこまで行けるのか、この目で見てみたくなりました」


高順は顔を上げ、口元にわずかな笑みを浮かべた。


「決まりだな。家族はこちらで保証する。段忠明のもとに残してきた妻子も、すでに手配してある」


「……どこまで先回りをなさるお方か」


賈詡は呆れたように呟き、それから深々と一礼した。


張繍は奇襲に成功したかに見えたが、陥陣営の介入によって戦況は一変した。曹操軍は混乱から立ち直り、態勢を整えて反撃に出た。曹操の弟たち、曹律、曹疾、曹彬、曹玉、曹徳もそれぞれ兵を率いて奮戦した。特に曹疾は、息子の曹定が敵中に取り残されたと聞き、決死の勢いで戦線に突入した。


張繍は城内へ戻ろうとしたが、城門にはすでに高順が配置した伏兵が待ち構えている。中から開け放たれた門に向かって走り込もうとした張繍の兵たちに、城壁の上から矢が浴びせられた。


「入れぬのか!」


張繍は歯噛みした。城はすでに高順の手中にある。退路を断たれた彼は、わずかな側近と共に南方へと逃亡するしかなかった。


戦場が静まると、曹操軍は散り散りになった兵を収容し始めた。しかし被害は甚大である。護衛の多くが討たれ、曹操の甥にあたる曹安民もこの戦いで深手を負っていた。


曹操は弟たちと再会できたものの、曹疾の顔を見て言葉を失った。曹疾は憔悴しきった表情で、曹操に詰め寄った。


「兄上、安民が……安民が見つからぬのです。あの子はどこに」


「落ち着け、威徳。必ず見つける。諦めるな」


しかし曹操自身も、長子の曹昂と護衛の典韋が行方不明であることを知り、胸中は穏やかではなかった。


その頃、戦場の片隅では高順が合流した張五から報告を受けていた。


「曹昂と典韋のご無事は確認いたしました。曹定も保護しております。三人とも、公孫鍛に命じてすでに并州へ向かわせました。道中は我が軍の者が厳重に護送しておりますので、まず間違いはございません」


「誰にも悟られなかったか」


「はっ。三名の救出に当たった兵は、すべて口止めしてあります。曹操軍の誰一人として、このことを知る者はおりません」


「よし」


高順は短く頷いた。曹昂、典韋、曹定。この三枚の札は、いずれ曹操との交渉において決定的な切り札となる。今ここで生存を明かす必要はまったくなかった。曹操には、三人とも戦死したと思わせておけばいい。その悲しみと喪失感が深ければ深いほど、後に生存を知らされた時の衝撃は大きくなり、高順の優位は揺るぎないものとなる。


「ただし、典韋の傷は深い。安静にさせておけ。曹昂と曹定は并州で自由に過ごさせて構わん。逃げようとすれば典韋が人質になることを理解させれば、彼らも無茶はすまい」


「御意」


曹操は全軍を舞陰まで退却させ、ようやく夏侯惇らの援軍と合流した。その夜、曹操の陣営では重い空気が漂っていた。


曹昂が戻らない。典韋も戻らない。甥の曹定も行方知れず。曹疾は床に伏せ、曹律も曹彬も黙り込んでいる。曹操は天幕の中で、ただ一人、杯を手にしていた。


そこへ、訪れる者があった。高順である。


「孟徳、入るぞ」


曹操は顔を上げた。高順は簡素な旅装を解き、無造作に卓の前に腰を下ろした。


「孝父か。お前がこの戦場にいたとはな」


「狩りの道に迷ってな」


曹操は黙って酒を高順に注いだ。高順は一口含んでから静かに言った。


「弟たちはどうした?」


「正徳、文徳、潤徳、元修は無事だ。威徳も命に別状はない。しかし、あいつの息子の曹定が見つからぬ。子脩も悪来も行方知れずだ」


「そうか」


高順は短く応じた。曹操はその顔をじっと見つめる。何かを探るような目つきだった。


「孝父。お前の兵はこの戦場にいた。何か見てはいないか」


「見たものは多い。張繍が奇襲をかけ、お前の陣が崩れ、多くの将兵が討たれた。俺の兵も張繍の後方を突いて混乱を拡大した。それだけだ」


「子脩や悪来は見ていないのか」


「見ていない。あの混乱の中だ。誰がどこでどうなったか、正確に把握している者など誰もいまい」


曹操は深く息を吐いた。高順はあくまで平静を装い、酒を啜る。真実を明かす時は、今ではない。曹操がこの喪失を十分に噛みしめ、その後に来る政治的な駆け引きの中で、初めてこの札を切る意味が生まれる。


「そうか……」


曹操はうつむき、しばらく沈黙した。それから顔を上げ、高順をまっすぐに見た。


「もし、もしもだ。お前が何か知っているなら、教えてくれ。条件は飲む」


高順は少しだけ間を置いてから、静かに答えた。


「孟徳。お前の気持ちはわかる。だが本当に知らんのだ。俺は何も知らない。だが、もし何かわかれば、その時は伝える」


曹操はしばらく高順の目を見つめていたが、やがて力なく笑った。


「……そうか。わかった。今日は助かった。礼を言う」


高順は軽く杯を掲げて酒を飲み干し、天幕を後にした。


許昌に戻った高順は、張五と共に宮中へ参内した。献帝に拝謁するためである。


献帝は高順の姿を見ると、少年らしい笑顔を浮かべて喜んだ。高順は短く代郡と南陽での状況を報告し、献帝の健康を気遣った。皇帝は相変わらず、この無骨な将軍に心を許している。


拝謁を終えて宮中を辞そうとした高順を、二人の男が呼び止めた。董承と伏完である。董承は董貴人の父であり、伏完は伏皇后の父。いずれも外戚として朝廷内に強い影響力を持つ重臣だった。


「高将軍、少しよろしいか」


董承が声を潜めて言った。彼らは高順を人気のない廊下の隅に誘い込むと、単刀直入に切り出した。


「高将軍、あなたの率いる陥陣営は天下に名高い精鋭と聞く。ついては、ぜひその力を我々にお貸しいただきたい」


「董承殿、それはどういう意味だ」


「言葉の通りです。今、朝廷には曹操という奸臣がはびこり、天子を私物化しております。この奸臣を除き、漢室を再興するためには、どうしても武力が必要なのです」


高順は黙って二人の顔を見比べた。董承の目には焦りがあり、伏完の目には野心がある。彼らは以前、陥陣営の兵士たちを買収しようとして失敗していた。今度はその将である高順を直接取り込もうとしているのだ。


「お二人に申し上げておく」


高順の声が、一段低くなった。


「私は并州の将だ。朝廷の権力争いに加担するつもりはない。以前にも同じことを言ったはずだ。次に同じ誘いを受ければ、私はそれを敵対行為と見なす。これは最後の警告だ」


董承の顔色が変わった。伏完は唇を噛み締め、何かを言いかけたが、高順の視線に射すくめられて言葉を呑み込んだ。


「……承知した。今日のことは、なかったことにしよう」


董承は苦々しげに言い、伏完を促して立ち去った。


高順は彼らの後ろ姿を見送りながら、小さく息を吐いた。王允の正義がそうであったように、董承や伏完の正義もまた、曹操を倒すことだけに固執している。彼らは曹操を倒したその先に、何を築くのかを考えていない。だから高順は、彼らとは決して手を組まない。


「行くぞ、張五」


高順は踵を返し、許昌の街を後にした。彼の心はすでに并州へと向かっている。これから待ち受ける激変の時代に備え、帰るべき場所でなすべきことが山積していた。


建安二年、春の終わり。南陽の戦いは曹操の勝利に終わったが、その代償は大きかった。長子の曹昂、護衛の典韋、甥の曹定。曹操にとって最も大切な三人の生死は、誰にもわからぬままとなった。


三人が消えたことで、曹操の心には深い傷が刻まれた。それは高順の計算通りである。後に高順がこの札を切る時まで、真実は封じられたままだった。


一方、賈詡は并州の参謀として新たな道を歩み始めた。彼が高順に見出されたのは、打算と現実主義の才覚そのものだった。善悪や感情に左右されず、ただ状況を冷静に分析し、最善手を打ち続ける知略家。高順はその本質を見抜き、なおかつ恐れずに「欲しい」と言い放った。この馬鹿正直な信頼が、打算で生きてきた賈詡の心を動かしたのである。


賈詡の知略は、やがて曹操や袁紹を相手取る大戦の中で存分に発揮されることになる。張繍もまた、賈詡の説得を受けて并州に帰順し、高順の麾下で騎兵隊を率いる将として活躍する日が来るだろう。


許昌では董承と伏完の陰謀が静かに進行していた。曹操を除くための計画は水面下で練られ続け、やがて「玉帯の詔」と呼ばれる密詔事件へと発展していく。高順はその動きを察知しつつも、あえて関与しなかった。彼の立場はあくまで并州の守護者であり、朝廷の権力争いに巻き込まれるわけにはいかなかったのである。


宛城の夜。あの奇襲の混乱の中で、幾人もの命が失われ、幾人もの命が救われた。この戦いがもたらしたものは、単なる曹操の勝利ではない。高順という一人の将が、歴史の流れを静かに、しかし確実に変えつつあった。その変化はまだ誰の目にも明らかではなかったが、やがて来る官渡の戦い、赤壁の戦いの中で、決定的な意味を持つことになる。

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