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第十一話 計画

前回ルークの元で話したことで、認められた少年は、ルークの願いから、ルークをバイクに乗せることにした。

**消音器**:バイクの排気管の先につけることで音をがギリなく小さくしたり、排気ガスの排出を少なくするための機構

前回ルークとあった少年は協力を取り付け、新たな仲間を得たのであった。


「ブゥーーーン」


その音が庭に響いていた。


「これがバイクですか。面白い乗り物ですね」


そう言いながらルークは庭をバイクで走り回っていた。


「危ないのでゆっくり走ってくださいね」


少年は大きな声で言ったが、バイクの音にかき消されていてルークにはあまり届いていなかった。


「ガシャン」


その音と同時にバイクは転倒し、ルーク様はバイクと共に倒れた


(ほら言わんこっちゃない)


そう思いながら少年は急いでルークの元に向かった。


「ルーク大丈夫ですか?」


そう言いながらもスピードが遅かったのもあって大丈夫なのはなんとなくだが知っていた。


「大丈夫です。

しかしながらこのバイクは重いですね起こすのが一苦労ですし、貴族が乗るには少し危険かもしれません。」


そう言われたアルフィーはついに来たかと言わんばかりに話し出した。


「そうくると思いましたよ。

実はこのバイク二輪のおかげで、コマ割りがきき、狭い場所が走れるのはいいのですが、確かにものすごく不安定なのです。

乗るには慣れも必要ですしね。

そこで私は後輪を三輪にすることで、狭い場所は少し難しくなりますが、安定感が向上し、転ぶ危険性が低くなります。」


そう話したアルフィーに対して、ルークは改めて感心した。


「確かにそれはいい案ですね。

ならば設計しなおしましょうか。」


そういうルークに対してアルフィーは自慢げな顔をしていた。


「いえもうすでに完成しています。

こちらをご覧ください。」


そう言いながらアルフィーは三輪にしたバイクを持ってきた。


「こちらが三輪にしたものです。

後方の車輪の間はある程度開けているので、安定感の向上ができました。

しかしながら、曲がる際に前輪を曲げて大きな円を描きながら曲がることになるので、広い道路専用になってしまいます。」


そう話したアルフィーは続けて提案をし続けた。


「しかしながら、貴族の方は小道を使うよりも、大通りや外に出た際でも安全な街道を使うことが多いので基本的にはコマ割りを必要とすることは少ないと思います。

そのため三輪で安定感が増しているものを貴族ように、二輪で安定感はないが、小道などを走破しやすいものを庶民や飲食店へと考えています。」


その提案を聞いたルークは関心をしながらも考えた


(これはあまり話し合わなくても、左翼の貴族連中は興味を持つだろう。

しかしながら問題はおとだ音が大きいことで下品だと考える貴族も多そうだ。

そこの対策をより強化しなくてはな)


そう考えながら、ルークは少年絵提案をした。


「確かに考えはいいのですが、これだと音が大きすぎて下劣だと言われかねません。そのためもう少し音が抑えられるようにできないでしょうか。」


そう話すルークに対し少年は考えだした。


(確かに僕にとっては最高な音だと思えるが、ルークたちにとっては違う、前世でもよくある話だ。

とりあえず、バイクには消音器をつけた上で販売するしかなさそうだな。)


そう思いながら少年はルークに簡単な仕組みなどを話した上で、開発に入ることを話した。


しかしながら、資金が必要なことを話し、ルークに資金調達を頼むのであった。


少年は早速工房にいき、ガレクとウォークに図面を弾きながら、仕組みを説明し、消音器を開発する準備を始めた。


数日後


ルークが少年の下に来て、資金集めが難航していることを話してくれた。


「そうですか。

やはり、新しいものはなかなか貴族の方には評価されにくいものなのですね。」


そう言いながら、少年は考え事を始めようとしていた。


しかしながらルークはその前に話し出した。


「いえ実は貴族の中にも興味を示してくれる方はいらっしゃいました。

しかしながら、やはり実物を見てから出ないと、資金援助が難しいという方の方が多く、できれば、試作品の三輪式の方を借りたいのですが、どうでしょうか。」


そう言われた少年は快く了承した。


(こうなっては時間がかかりすぎる。

前もって考えたように、自分の貯金を切り崩して開発するしかないか。)


そう考えた少年はガレクに相談をして、できるだけやすい消音器を開発することを考えた。


まずは鋳鉄で作ってみたが、重すぎてスピードが少し落ちた。


そこで少し効果ではあるが、エンジンと同じアルミ合金を使うことにした。


その結果やすくそして昇温機能を持ったバイクが完成した。


そして少年はルークに対して新たに出来上がった消音器の付け方の紙を同梱した消音器を送り、貴族の走行会にも使えるようにしたのであった。


しかしながら、貴族たちの中でも意見が二分してしまい、少年は貴族会議に呼ばれることになったのであった。


今回も読んでいただきありがとうございました。

次回は5月31日日曜日18時に投稿予定です。

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