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子連れ竜生録  作者: こるり
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~三十七里霧中~   告知

 あー、なんていうかこのところそうであるけども夜泣きが発生しやすくなってきてるわぁ。

 先月辺り前までは夜泣きがなくなってきて「ヨッシャ!」って思ったのに、最近また復活し始めてどうしましょうだよぉ。

 いや、そもそも、お乳を夜中に上げているのが問題なのか?断乳したりしたほうがいいのか。ただ、自然と止むとかいうし、それに任せるしかないか。

 地味にこの寝られない精神的苦痛はきっついものがあるんだけどなぁ。


 朝起きたときの可愛らしい笑顔が唯一の救いか。


 世のお母様方にがほとほと頭が下がります。


 まぁ、ともあれ、朝を迎えていつものようにごはん食べていってきますをして、職場に戻るわけだけども。

 

 なんか霧の竜の力得ても、体が変質しても基本やってることが変わんないのはなぜだろう?

 今更ながらに妙な疑問がわいてしまうところである。


 持って生まれた業か?



 どれほど力を得ても、結局は自分は同じなのかなってところなのかもしれないかな。



 とりあえず、職場へ行って巡行の準備作業とかもしていくことになるだろうなと予想しつつ、職場へゴー、です☆




 職場へ行って、準備作業に追われる日々となるわけだが、どうも復興作業を優先させてきただけにそのあたりのところは若干質素になりそうな様子でもあった。

 派手にやるのかなと思い、ちょっと肩透かしな思いがあった。

 とはいえ、全員の反応を見ていると、どうにも王様は王様なんだろうし、いろいろ便宜を図ってもらうわけだけども心情的にはた迷惑な大元のひとりという解釈になっているんだろうなと思える。

 とりわけ、農業や市場での仕事についていたものにしてみたら、過日の戦闘は収益に少なからず打撃を被られたわけだし、人死にまででているんだから当然かもしれない。

 だけど、うまくいけば、昨日自分が思っていた争いをなくすという方向に話がもていけるかもしれないという欲が働くみなにあったので、やらないわけにはいかないというところだった。


 そんなわけで、王の巡行まで、内心含むものがありながらも、その日まで準備を進めていった。

 村の人での曲の練習なんかもあったりしてちょっとお祭りのような賑わいがあたりに散らばっていて傍で見ていたら楽しそうに見えるものであった。


 ほんとうに、含むものさえなかったら学芸祭みたいなノリなのに、もったいないなぁ・・・・・


 自分の仕事については一応、経理ということもありものの搬入の傍ら、何をどこに搬入搬出するかの一端を担うことになった。

 人手不足もあることだし、精一杯がんばっていこう。

 お手当もつくことだし、がんばらなくちゃね。






 そんなこんなで、あっという間に時間は流れて、気がつけば、もう王の巡行も間近も間近、前日となったわけである。

 

 展開はやって思ってしまうほどで、その間、なにか起こるかとも思ったがほんとうにびっくりするくらい平常運転のなんにもイベントが起こらない普通な日々出会った。

 


 そして、その夜になって、ルネと「いよいよだねぇ」と話しつつ、ふと、ルネが気になることを話してくれた。



 今回巡行してくる王についての話であった。


 それによると、この巡行では護衛を千人ほど連れつつ、側妃を伴って巡行してくるといっていた。

 別に側妃の一人や二人つれてきてもおかしくないんじゃないのかなと思ってきいていたんだけど、どうも、この巡行中、この側妃が奇妙なことを町民に強いているようで、それを王が率先して行っているようなのである。

 曰く


 「男の赤子がいる家は必ず表に出るように」


 とのことである。

 口さがないものには大きな期待があるのではという風潮がその中にはあった。

 

 というのも当代のエイル王には正妃の他に側妃が一人しかおらず、正妃からは子を三人成しはしたが全て姫であり、側妃には子は出来てはいなかった。

 もっとも、その側妃は一年弱前にできたばかりなので、子ができていないのも仕方がない。

 だが、そんな側妃がそんなことをのたまっている。

 これはもしやして、その子を養子にしたいのではないのかという噂が出ている。

 いくらなんでも、それはないだろ、まだ一年もたっていないんだから養子をたてるなんて諦めるには早すぎるのではないのかと思うのだが、これにはどうも青田刈りの要素がありそうであるというのである。

 そもそも、その側妃とやらはあまり表にはでることはないのだがこの一年足らずという間に、人を見る目は確かという評価を得ている。

 最近では、今まではなかった祝福を与えたとある無名の隊が霧の竜を討伐した隊となって一躍脚光をあびたとか。

 各国合同のものではなかったのかと疑問に思ったが、どうも主に追い詰めとどめをさしたのがこの隊だったそうな。

 そりゃまぁ、脚光もあびるわけだ。

 ただ、こういう情報とかこの世界、新聞があるわけでなし、それこそテレビもネットもないからせいぜい風聞で来る程度。

 むしろそんな情報をつかめるルネがそばにいるというだけでも情報通になれるものである。


 他に、今まで影で私腹をこやしていた役人が会ったこともないのに風評から何やら証拠を拾い上げて、罰したとか無名だった画家が声をかけられたとたん宮廷画家へと上り詰める腕をみせたとかそんな噂があった。


 本人が表に出なかったのであくまでも噂の域をでなかったし、そもそもどんな人なのかまったくわからなかった。詳細というかそもそも姿すら一部のものしか知らない神秘のヴェールに包まれていた。

 ただ、側妃がいるということだけが伝聞で伝わっているのみであった。

 それが今回の巡行に、つまり公の場に初めて現れたのである。


 その姿たるやなるほど、確かに、王のお気に入りとして側妃に入るにふさわしいといわしめる存在であったとか。

 ルネはあっちこっちに放っている密偵の報告からそんなことを聞いていたとかいっていたけど、実際にはまだ見ていないそうである。

 どんな人なのかはわからない。

 でも、そういうわけで、そういう方なので赤子に関してもなにか意図があるのだろうと思われているようである。

 ただ、今のところ赤子が差し出されたという情報はない。

 まぁ、出たところでうちのヒィロちゃんが出ることはないだろうし、表に出るようにとしかいっていないわけだから「将来の王様は自分であるから自分のところで働く男となれ」とかそんなアピールをするだけなのかもしれないからね。



 とりあえず、今は明日の巡行を終わらせて、さっさとのんびり過ごせる時間がほしいところだからね。

 そういえば、巡行が終われば、しばらくお休みがもらえるとかいっていたし、この機会に、周辺を旅行するのもいいだろうなぁ。

 ちょっと足をのばして山むこうに行くだけだけども、それでも楽しそうだしね。


 ピクニックって感じでいいなぁ。

 よし、そのために、がんばっていくぞ!

  


 

最近、ちょっと話数も増え、いろいろ矛盾というか違和感箇所がでてきているもよう。

まぁ、苦言をいただき、がんばって矛盾点を洗い出して消していこうと思います。

無論、大筋はこのままで参ります。

しばし、修正作業、がんばっていきますですわwww

なので、ちょっと更新が滞りがちになりそです。

すみませんですわ<(_ _*)>

ぽちぽちはしていきますので、よろしくお願いしますです。

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