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code03 進学③
学内で呼び止められた。
「ちょっと、ちょっと。立樹さん」
うっ、と思ってふり向く。
女子の先輩、2人だった。
「朝比奈君と付き合い始めたって、ホント?」
「どうなの?」
……来たか。
「あの、いちおう……」
「えーっ」
「マジなんだーっ」
声は抑えていても。
表情は隠しきれていない。
部室からは遠く離れているが。
「いやー、そう。よくやったよー、すごい」
………………。
なんか喜ばれた?
「佳央梨さー、ねえ」
「そうそう。
就職、いいとこに決まってから、なんか態度がねえ」
「先生の推薦で特別枠とかでさー。
あからさまに手のひら返してくれちゃってねえ」
「資格取るからって、
朝比奈君に送り迎えもさせてたらしいよー」
気に入らなかったのよねーっ。
という同調圧が、すごく見えた。
「だからね」
「がんばって。応援してる、私たち」
「あ、はい……」
「内緒にしとくからっ」
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