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code08 凍結⑨
警察大学初任科生研修過程。
最終日。
最後に検証室の一同の前で挨拶し。
全過程が終了となった。
残念ながら、高桐警部は応援要請で
不在――だった。
当たり前だった場所に、明日から来ない。
名残り惜しくて、帰りがたく。
定番だった自販機の休憩室へ向かった。
案の定、誰もいなかった。
紅茶を買って、青いベンチに、腰かけた。
東京へ戻り。
初任科過程が終了したら。
どこへ配属となるのだろうか。
またどこか地方へ出るのだろうか。
その前に最終試験を突破できる?
でも……。
星の数ほど、世界中に配属先のある職場。
どこへ配属になろうとも、もう二度と――。
そうして紅茶のキャップを開けて。
ひと口、飲んでいたら。
ギイっと。
休憩室の、ドアが開く音がした。
完全に誰も来ないという場所でもない。
ここからは角になって見えない入口。
「――いた」
声と同時に姿が見えて、動脈が跳ねた。
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