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LOVERSコード2ignite―北海道警研修編―  作者: 蒼貴みかげ


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code08 凍結⑥

 研修最終日は12月26日。

 つまり――27日の飛行機で東京へ帰る。

 そう確定済みだった――。


 最終任務は。

 クリスマスで賑わう市街地に紛れ込んでの。

 白昼堂々の連続窃盗事案になった。


「被害店は3店舗。

時計店は所轄が行ってくれてるから、

原田さんたちはそこの宝石店。

俺と立樹で、奥の指輪専門店を当たる」


「わかりました」


「防犯カメラ重点で、のち聞き込み。頼みます」


 ふた班で別れると、アーケード街を進んだ。

 聞き覚えのあるクリスマスソング。

 あとで聴こうと思いながら、警部と歩いた。


「店内も、さぞ混んでたんだろうな」

「今日は特別でしょうしね」

「一年で一番、客が多い日じゃないかな」


 ほどなく到着し、店のドアをくぐった。


 初老の店主と、女性スタッフが3名。

 事件になったので、客の姿はなかった。


「被害品は?」

「これと同じ、サイズ違いの指輪2点です」


 5ミリほどの細さのシルバーリングに。

 星屑のようにサファイアの欠片が散りばめてある。

 もうひとつの方はオレンジの欠片が。


「価格はさほどではないですが、非常に人気商品なので」

『LOVERSコード』および関連作品に掲載されている文章・画像・動画・ロゴ・キャラクター・設定等の権利は、作者・蒼貴みかげに帰属します。

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