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code07 指導⑦
非常に可哀そうな事件が起きた。
女子中学生の入浴を何者かが覗いた、
という事案だった。
たまたま近くで別件に当たっていたら。
女性捜査員が別件で出払っているので、
他ならぬ三朝に来て欲しい、という。
「私なんかで役に立てるんでしょうか……」
同じ班の女性の先輩、
三井巡査が「大丈夫よ」と笑う。
「ショック受けてるんだから。
時間かかって当たり前でしょ」
「はい」
現場に着いて。
被害者の部屋へ通された。
泣き腫らした目でベッドに座っており。
すこしだけ既視感が頭をよぎった。
「こんばんは」
女子中学生が顔を上げた。
大人っぽい、綺麗な女の子だった。
「警察から来た立樹といいます。
今夜は大変でしたね」
女の子はこちらを見上げ。
ベッドの場所を開けてくれた。
頭を下げて、端に座った。
そこからは、ただ黙っていた。
どのくらい――数分だろうか。
やがて、女の子が言った。
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