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code06 配属⑦
「旭川方面本部の千早さん。
俺の5つ上の先輩」
高桐警部が紹介して。
男の人が笑いかけた。
「はじめまして。
佐木沢警視監の娘さんだね」
「あ、立樹です」
「話は何度か。
警視監にはお世話になってるからね」
「そうなんですね」
微笑み返すと、高桐警部が言う。
「この千早さんにも用があったから、
代わりに来させてもらった」
千早さんが、腕の時計を見た。
「立樹さんさ、時間ある?」
「え」
「腹へらない?
近くの飯屋でちょっと食べて帰ろうよ。
高桐もいいだろ」
「俺はかまいませんけど」
そういう流れで。
歩いてすぐの食堂へ行くことになった。
空腹ではあったが。
気後れして、かなり緊張していた。
「ここ、うまいよ」
のれんをくぐりながら。
高桐警部が教えてくれた。
テーブル席が埋まっていて。
カウンターの角に3人で座った。
せっかくだから、と。
すすめてくれた旭川ラーメンにした。
これが、驚くほど美味しかった。
千早さんが気さくな人で。
憂鬱だった気分が、すっかり変わっていた。
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