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code05 起動①
「高桐はさ。来年、どうするの」
「俺は公務員。国家一種かな」
「どこにするの」
「あー。警察庁かな」
「えっ、ほんと?」
「なんかある?」
「いや、私もそこ行こうかなって」
「ああ、そうか」
学内の角を曲がる。
「……じゃあ、また一緒かもな」
「だといいね」
少しだまって、目線を落として言った。
「でもさ」
「うん」
「それってカノジョさん、知ってるの?」
それを言われると、つらいものがあった。
「いや、まだ言えてない」
「だろうね。簡単じゃないもんね」
「事情があるのは向こうだから。分かると思うけど」
「そりゃ頭ではね。けどさ。
見たところ、本気ってレベル越えてそうで」
「…………」
「ごめん。私が言うことじゃないよね」
「……いい。本当のことだから。
向こうに合わせられない。それは伝える」
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