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code04 分岐⑤
数か月後、バイトをはじめていた。
「そっち、持ってくれる?」
「はい」
そっと掴んで、せーのと。
息を合わせて横へ移動させた。
ゆっくり下ろして、布団に寝かせる。
「重い人だったなあ。何キロあるかな」
「見た目より、ある感じでしたね」
「匂わないだけマシか」
そっと掛布団を被せ、ご遺体を安置した。
「遺族さんは何時に?」
「えーと、10時だったかな。5人くらいだって。
たっちゃんは、出棺あるだろ? もう行っていいよ」
「あ、ほんと。時間来てる」
「今日は内野だけ?」
「その前に、南初宿が1件ありますね」
「掛け持ちじゃないの。人使い荒いねえ。
まあ、あの火葬場なら早いから間に合うだろうけど。
気をつけて。許可証、ホワイトボードだからな」
わかりました、と告げて。
「ひなげしの間」を後にした。
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