↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
LOVERSコード2ignite―北海道警研修編―  作者: 蒼貴みかげ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
10/30

code04 分岐①

「まだ好き……」


 真冬の冷たい道場で、

 佳央梨先輩が震えている。


「すごく好きだよ、あたし…………」


 震えて、泣いていた。

 木の床に座り込んで――。


「いやだって……別れないって……別れたつもり、ない……」

 

 ああ――。

 別れたって……一方的に、

 投げつけただけだったのか……。

 

「寝たんだよね……?」


 足元にビンが転がっている。

 ペットボトルと、こぼれた水も。


 大量に飲んだら、危険なのに。


 来た時には、すでにこの状態で。

 どのくらいの量を飲んだのかも、

 わからなかった。


「崇也と……寝たんだよね……?」

 

 寒い道場が、いっそう凍って感じた。

 佳央梨先輩が急に顔を上げる。


「何回、寝た?」


「あ…………」


「優しかった? 崇也」


「…………」

「キスもあっちも上手いでしょ。

すぐ好きになっちゃうよね」


「…………」


「崇也の部屋?」


「…………」


「あの部屋で寝たの? あのベッドで?

私とはじめてした、あの……」


「…………」


「なんて言ってた? 崇也。

あんたの方が可愛いいって?」


「せ…………」


「可愛くて綺麗で、私より上手いって?」


「………」


「何とか言いなさいよ!」


 ものすごい形相でにらんでいた。

 手じかにあった矢を数本、掴んだ。

 頂点だと分かった。

『LOVERSコード』および関連作品に掲載されている文章・画像・動画・ロゴ・キャラクター・設定等の権利は、作者・蒼貴みかげに帰属します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。