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とある天才が異世界でも規格外だった件  作者: dainasoa
最終章 勇者と魔王と世界の行く末と
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最後の大戦 その7 肉弾戦を繰り広げる

前衛は右からセニア、中央にキャナル、俺、左がミチルだ。

俺以外の3人で波状攻撃を繰り出し、

俺は隙きを見計らって攻撃を仕掛ける。


リルムは幻影体(ミラージュボディ)を4体作り出し、

それぞれを前衛4人につけ、

絶え間なく回復と、アップをかけ続ける。

これが最も安全かつ確実だ。

魔力の消費量は莫大となり、効率が良いかは別問題だが。

そしてディアナはとある魔法の詠唱をずっとしている。


(セニア)「ガルル!【インフィニティネイル!】」

(ミチル)「【ホーリースラッシュ!】」

(キャナル)「【蒼龍閃華!】」


セニアは白虎のオーラで作り出した爪を

幾重にも当て、格子状に傷を作り出す技を放ち、

ミチルは光大精霊(レム)の力を乗せた一撃を繰り出す。

そしてキャナルは蒼龍波を放たずにその力を竜神槍ドラグニールに乗せたままで

乱舞技である龍閃華をだし、

槍の切っ先は蒼い薔薇を描くように動く。


(魔王)「雑集かと思ったがなかなかやりおる」


素早いセニアの攻撃も、器用さが光るミチルの技も、重たいキャナルの一撃も全て受けきってみせる。

さらに適度に反撃はするが、そこまでの一撃ではない。

決め技級で反撃をしないのは、俺に備えてのことだ。


(アレン)「【覇王斬!】」

(魔王)「ふん!甘い!【ダークセイヴァー!】」

(ミチル)「【シャドウ!】」

(魔王)「小賢しい真似を・・・」


キャナルの龍閃華の終わりに合わせ、

俺は大上段から聖剣を振り下ろす。

この一撃はブレイクほどの威力はないが、

普通の勇者が最後に覚える技で、かなりの高火力だ。

が、闇の力で作られた無数の刃で受け止められる。

そして余ったダークセイヴァーはそのまま俺に突き刺さろうとする。

それをミチルが、シャドウを使い弾いたのだった。


・・・まだか、ディアナ!?


(魔王)「雑魚が。と侮るものではないか。ならお前たちにはこれをやろう。【アビスレーザー!】」

(セニア)「ギャァァァ!【鳴動魔弾!】」

(キャナル)「【ドラゴンキャノン!】」


掌底で俺とミチルを跳ね飛ばした魔王は

くるりと後ろを振り返り、

回転した力を活かしたまま、

セニアとキャナルに向かって、ドス黒いレーザーを放った。

それに対し、珍しく遠距離攻撃法で二人は迎撃をする。

波動と波動の押し合いになる。

だが、魔王はそのまま俺とミチルに襲いかかってくる。

漆黒の翼をくの字に曲げ、それを剣と鞭が合わさったような動きで

俺たちを攻撃する。

俺には左足と右肩に一撃入ってしまう。

ミチルもそこらかしこに傷を作り、血がふきだしている。

ダメージ自体はリルムの幻影体(ミラージュボディ)がすぐに治すため、

そこまでの脅威ではない。


(魔王)「ほう。あの体制から反撃したか。なるほど。面白い」


俺もミチルも攻撃をきちんとやりかえす。

俺は聖魔斬を放ち、魔王の左翼を切り落とした。

ミチルは俺に効果的な攻撃をさせるために、

仰け反りながら踏ん張ることになってしまった。

ミチルは体が柔らかいみたいだが、

筋を痛めたらしく、徒歩がおぼつかない。


(ミチル)「多少無茶であっても削れるだけ削りたい。どうせ、すぐ治してくれるわ」


ダメージを蓄積していければ、

戦局はこちらに傾くはずだ。

まぁ、そんな甘くはないわけだが。


(魔王)「言ってなかったが、回復するのはお前たちだけじゃないからな。【アビスヒール】」


闇の力を集めた魔王の傷はみるみるうちに塞がってしまう。

まぁ、これは俺にとっては知っていたことだし、

情報として共有もしてある。


(キャナル)「ほんとに回復しやがったよ」

(ミチル)「長期戦になりそうね・・・」

(アレン)「いや、それは違うな、こういうのは攻略法は二つしかない。回復量を超えるダメージを与え続けるのか、一発で致死ダメージを与えるか、どちらかだ」

(セニア)「なら、意外と短期決戦になるのかしら」


その通りだ。

その為の手はある。


ちっ。ディアナ、まだか!

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