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冷えピタ

祐希

「天音ちゃん…か」


もしかして叩かれたこと知ってた?


理由も聞かずに冷えピタくれたのはいいけど


これ…


子供用なんだけど笑笑


なんか、かわいいな…


それにしても、まだジンジンしてる

姉貴のやつ…自分が振られたからって八つ当たりしてきやがって…

あんなだから振られるんだよ…ったく


(ピコン)

スマホの通知音


噂をすれば…姉貴からのLINEだ


『さっきは…ごめん

あんたが愚痴聞いてくれないし

あいつのこと庇うからつい…ムカッときちゃった

ほんとごめん…許してね

痛いの痛いの飛んでいけー♪』


祐希

「いや、もうマジで無理だから…

そういうとこ、直さないと

一生彼氏できないよ…」


大きくため息をついて

子供用冷えピタをさすった…


天音ちゃん、ちっちゃいもんね…

天音ちゃんの顔ならこのサイズでもピッタリか笑


祐希はそのままソファに寝転び

姉にLINEを返す


『でも、姉貴に殴られたおかげで

ちょっと気になる子できたかも…

ありがとね』

 

(送信)


「さ、風呂入ろっ」


祐希はヨレヨレのスウェットを洗濯機に投げ入れた








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