告白
祐希
「天音を否定しているわけじゃないよ
天音がそういうことを話したがらない性格なのはよくよく知ってる
でもさ、俺
どんな時でも天音のそばにいたいんだ
天音が一人で泣かなくていいように
天音がいつも笑っていられるように…」
「だから…俺にはどんな小さなことでも話して欲しいんだ
安心して…俺、天音の気持ちしっかり受け止める自信あるから」
祐希は天音をそっと包み込むように抱きしめた
祐希
「仕事のことも…そんな会社、辞めなよって本当は言いたいよ
でも、天音が頑張って続けて来た仕事だし
俺がそんな勝手なことは言えない
だからさ
辛いことがあったときは、俺には話してほしい…
約束してくれる?」
天音
「うん、約束する…
ありがとう…」
「私ね…子供の頃から弱音とか吐けなくて…
かっこいい、できるお姉ちゃんでいたかったのかも…
でも…できないこと多くて…
ダメなとこいっぱいあって…
がっかりされたくなくて…」
祐希はゆっくり頷いた
祐希
「天音…俺さ
もうこの際だからいうけど…
天音と結婚できたら良いなって思ってる
それくらい好きだし大事にしたい」
「俺さ、誰かをこんなに大切にしたいと思ったの、初めてなんだ」
(!?)
天音は驚いた
もちろん天音もそんなことをうっすらと夢見たりしていた
でも、まだ付き合ってまもないし…
そんなことは遠い先の話だし
そもそもそんなふうに祐希が思ってくれるという自信もなかった
祐希
「あ…ごめん
結婚とか言われると重いよね…笑
まだ付き合い始めて間もないしね
でもさ、俺はそれくらい真剣だから…
もちろん、今すぐってわけじゃないけど
天音にも考えていて欲しいんだ」
天音
「…うん♡わかりました」
祐希はやっと笑顔になった天音に
「好きだよ…」とキスをした
。
。
。
祐希
「今日はお湯はかけてないよね?」
天音
「大丈夫だってば笑」
祐希
「ならよかった笑」
祐希がもう一度
天音にキスをしようとしたその時…
祐希のスマホがなった
祐希
「……はぁ、また姉貴だ」
天音
「電話でなくていいの?」
祐希
「うん、出ない
どーせまた泊めろーっていうに決まってる笑
俺は今は天音との時間を大事にしたいから
……天音、続きをしてもいい?」
天音は少し笑って目を閉じた




