32/40
飲み会
いつもの朝のエレベーター前
祐希
「天音、おはよっ
あ、俺も乗せて!!」
「今日、職場の飲み会だったよね?」
天音
「うん…」
ため息混じりに天音は返事をした
祐希
「…?天音、大丈夫?」
天音
「うん、いつものことだもん」
祐希
「そうか…
いや
実は俺もさ、急に飲み会になって
大学の時仲良かったやつがこっちに来てるらしいんだ」
天音
「あ、そうなんだ?
楽しんできて笑」
祐希
「ああ笑
あのさ、天音のこと話してもいい?」
天音
「もちろんだよ笑」
祐希はじっと天音を見つめた
そしてエレベーターのボタンを指差す
「天音、一階を押してもらえる笑笑」
(また、忘れてた…何回目?)
天音
「ごめん…笑」
そう言って一階を押す天音の頭を
祐希は優しくよしよしした
天音
「じゃあ、また帰って来たら連絡するね」
祐希
「いや…帰る前に連絡して
終わりそうな時間に
俺、迎えに行くから」
天音
「え?でも
うちの会社の近くのお店だよ?」
祐希
「うん、知ってる
俺もたぶんその近くで飲んでると思うから
帰りもそんなに遅くならないと思うしね」
天音はちょっと嬉しかった
天音
「じゃあまたね」
祐希
「今日も、頑張ろうな」
(いや、そうじゃないな…)
「天音、無理するなよ?」
そういって二人はそれぞれの会社に向かった




