誕生日ディナー
マンションには意外と早く着いた
天音
「祐くん、ご飯用意してあるから後でうちに来てくれるかな?」
祐希
「ありがとう、ちょっとシャワー浴びてから行くよ
天音も少しゆっくりしなよ
ご飯、急がなくてもいいからね」
この少しの優しさが天音には嬉しかった
天音
「ありがとう♡
じゃあまたあとでね」
そういって部屋に入った
。
。
。
それから1時間くらいしただろうか
天音が準備を整え、祐希を呼びに行こうとした時
ちょうどチャイムが鳴った
天音
「今、呼びに行こうと思ってたの笑」
祐希
「すごいタイミングだったね笑
上がってもいいかな?」
今度は天音が執事の前をして
どうぞ、ご主人様
そういって
コーディネートされたテーブルに案内した
祐希
「天音笑
それ、なんか違う…笑笑」
今朝の祐希の真似をしたつもりだったのに
なんか違ったようだ
天音は恥ずかしさで
「いいでしょ?もう
早く座って…」
少しぶっきらぼうに返事をした
テーブルには
美味しそうなビーフシチューにサラダとパン
それにクリームチーズでつくったおつまみが用意されていた
そして今日買った魚のグラスが
綺麗に並べてあった
祐希
「こんな誕生日、俺ほんと幸せだよ」
天音は何も言わずに微笑んだ
祐希
「ねえ、天音
ハグさせて…?」
祐希は天音を抱きしめ
耳元でやさしく
「ありがとう」
とつぶやいた
料理はもちろん美味しかった
デザートは天音が作ったケーキだったが
こちらは祐希のケーキにはかなわなかった
だが、天音が作ってくれたケーキは
どこのケーキよりも祐希を幸せにした




