君の好きなもの
いつものスーパーに来た
そんなに広くはないが一通り揃っているのでコンパクトで買い物はしやすい
祐希
「あのさ、天音ちゃん果物好き?」
天音
「はい笑 イチゴとかブドウかな」
祐希
「イチゴかあ、イチゴは今の時期はないから…ブドウにしよ」
天音
「あの…私お豆腐みてきていいですか?」
祐希
「あ、ごめん…いいよ笑
こっちまだもう少し見てからいくから
好きなとこ見てきて」
天音はお豆腐のコーナーにいく
いつもは1番安いのを買うが
今日はもう少しいいお豆腐にした
お互い一通り店を回りレジも済ませた
祐希
「天音ちゃん、荷物持ってる?笑」
天音
「持ってますよ?笑
毎回忘れたりしないからっ」
スーパーという思い切り日常的な場所だからか
いつしか天音も緊張せずに話すことができていた
帰り道…
祐希
「ねえ、俺たち周りから見たら夫婦みたいじゃない?だってこうして一緒に買い物してさ
家もまあほぼ同じとこだし…笑」
そう言ってイタズラに笑った
天音
「ふ、夫婦?」
そんな発想どこからくるのか…
天音も結構妄想族だけど
もしかしたら祐希も族仲間かもしれないと天音は思った
祐希
「あはは、冗談だよ笑
そんなびっくりしなくても笑」
天音はドキドキしただけ損をしたような気持ちになり、少し頬を膨らませた
祐希
「天音ちゃん、かわいいね」
「これ、からかってないからね
本当にそう思ってる」
………。
天音
「あ、ありがとう…」
すっかり祐希のペースに乗せられている天音だった
。
。
。
そんな話していたらあっという間にマンションについた
この前、スーパーの袋を忘れた夜
この道のりが長く感じられたが
今日はあっという間だった
祐希
「じゃあ…今日はありがとう
またね」
天音
「いえ、こちらこそご馳走さまでした
また…」
二人は玄関のドアを閉めた




