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妄想世界は今日も  作者: ラムネ
第一章 新しい生活
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みんなの生活2

こんにちは、夕莉です。

 「……あのー、夕莉さん?みんなとのんびりする居間で何をしているんです?」

 華佗は突然、こんなことを言ってきた。

 「んー、銃のメンテナンスー」

 「……んなもんここでやってんじゃねー!部屋でやれ部屋で!」

 少し華佗の家を改造して、部屋をたくさん作った。華佗一割、佳逸九割だけど。

 

 今回は一番上の王級魔族。

 出会うとまず、何か違和感を感じた。

 「ぁあ?なんだガキか?」

 人語を喋る魔物だ。そう珍しくもないが。俺は静かにレボルバーを向けた。

 「おいおい、それ本物か?丁度いい……」

 魔物もピストルを向けてきた。西部劇かなんかか?

「その気配、只者じゃない、同じガンマンとして腕が鳴るぜ!でも、ハンデは譲ってやる」

 魔物はそんなことを言った。マジ?いいの?俺はお言葉に甘えて引き金を引いた。放たれた弾は魔物の肩を撃ち抜き、胴体と腕が別れた。

 (なっ……!?早い!この俺でも避けきれなかった……!このガキ、只者じゃねぇ……)

 「……やるな、次は俺の番だ」

 魔物は力を込め、思いっきり引き金を引いた。殺気が伝わりすぎだな。俺はスっと弾を避け、魔物の懐に入った。

「遅い」

「……!?」

 魔物はまた俺に狙いを定め、撃ったがその弾は当たらなかった。なぜなら既に、俺は大きく宙を舞い、空中にいたからだ。

 (飛んだ!?一体なぜ……でも何かする気だ、その前に……)

 「その体、風穴開けてやらァァ!!」

 魔物は渾身の一発を打ち込もうとしたが、もう遅い。

 「やっぱ遅い」

 俺が手にしたのは、二つのランチャー。佳逸と制作した渾身の武器だ。


 「豪弾一閃!」


 計八発の弾が一斉に飛ぶ。そして、全弾命中。

 魔物は跡形もなく消えた。

「ハンデなんか与えなきゃいいのに」

 帰って、俺はメンテナンスの続きをした。

 華佗からはこっぴどく怒られた。

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