第5話 盗撮
ちょっとだけ面白いです
第5話 盗撮
とある日の事務所にて。「なんだこれは!」といい週刊記事を広げたまま豪快に机の上に投げた。その記事は社長とリカが警察署を出て回転すしに向かうと
「そんなに怒らなくても?ていうかなんで一緒にマンションなんかに?」そっぽを向く社長。「ああ、何か隠していますね?」「いや何も」
「もしかして一緒に住んでるんですか?」「・・・・・・・」
「図星ね」と言いうなずかれた。
リカは「申し訳ありません、皆さんに黙っていて。実はそうなんです」
「マジ!?」「ええ!」
「でもどうするの?この記事?」「そうですよね。マスコミに知られたら大変なことになりますよ?」
社長は「ああわかっている。すぐに役員会を開いてくれ」「はい」
役員会にて。
会場はざわめいていた。するとリカが現れ、「ええー、今回は誠に皆さま急遽おあつまりいただきありがとうございます。一連の記事につきまして社長である神岡からお伝えしたいことがございますのでよろしくお願いいたします。では社長の登場ですみな様拍手を」
まばらな拍手が響く。
社長が現れると「どういうことなんだ」「何様のつもりだ!?」「何を考えている!?」などと罵声が飛んだ。
リカは「皆様静粛に静粛にお願いします」と言ったが何も変わらなかった」
社長は「どうか皆様静粛にお願いいたします。今からご説明いたしますので。えー一連の記事ですが、司会を務めているのが七瀬リカです。七瀬は実は以前の会社でストーカー被害を受けていたため、中途で私の会社に入りました。
執拗なつきまといや、100件以上の電話、メールの被害にもあっておりました。つきまといはなくなりましたが、今でも、100件以上の電話やメールが来ており、私の会社はセキュリテイが強化されていますがいつ私の会社にいるかバレるのも時間の問題でいつ命を狙われるかわからない状況です。被害を受けたことを警察署に相談しましたが警告で終わっています。
七瀬はさぞかし怖かったことでしょう。しかし、こうしてめげずに一生懸命仕事をしてくれています。その勇気を讃えてもらえないでしょうか?」といい頭を下げた。
沈黙になった。が、パチパチパチ・・・一人の役員が拍手をしてくれたのである。次第に拍手の数が多くなり歓声が上がった。
「リカちゃんかわいい」「がんばれー」「負けるな」「いつか嫁にしてやるからな」
社長は「な!」「は!」と言いうろたえた。
そして無事に役員会が終わった。
さらに記者会見も開いた。社長は部下がストーカーの被害にあっていることで警察に相談しに行ったことなどを説明し今まで通り自社の商品を愛用してほしいことを伝えた。
つづく




