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innocence world on-line   作者: まま、えーわ、なんぼなん?
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20/23

第20話 新天地を目指して

ようやく、ワールドマップ解禁です!

この後は駆け抜けるように行くので、このボス戦が終わるまではステータスは公開しません。

毎回変わるので......

大雅からのメールを受けて、『ツーライン』へと向かう。

メールの内容は、


すぐに『ツーライン』まで来てくれ!


のみ。実に簡潔な文章だ。だからこそ、急ぎの用事なんだろうと思い、全力ダッシュをしていると、


「シオンお姉さん!」


横から、声をかけられる。声の方向に振り向いてみれば、


「シルバ!?」


そう、中性的な雰囲気を持つ少年、シルバが私に着いて来ていた。一体いつから?とは思うが、とりあえずどうしてここにいるのか聞いてみると、どうやらクエストをやっていたらしい。

そういえば、目的はここのクエストを受けることだったなと思っていると、


「やっぱり、お姉さんも『ツーライン』に向かってるんだよね?」


などと、聞かれたため肯定の返事を返す。

彼は事情を知ってるのか?と考え、聞いてみると、


「知らないのかい?どうやら、上級の皆さんが、とある事実を発見したらしくてね。それを発表するとか言ってるんだよ。僕はクエスト受けてたら予想以上に時間かかっちゃってね、こんなに急いでるんだ」

「へえ」


軽く相槌を打ちながら、話を整理する。

けれど、セレネさんがその情報を知ってるのかどうかというのが、気になるな.....


一瞬物思いに耽りかけるが、目の前には『ファイリーブ』の街が見えている。

とりあえず、思考を中断して、ワープゾーンへと駆け抜けてから、『ツーライン』を選択して、ワープした。

ワープの光が収まり、走って、『ツーライン』の街の中心へと行ってみれば、


「セレナさん!?」


セレネさんと、二人の男性が街の中央にあるステージのようなものの上で、話を始めようとしているところだった。



♦︎



水色の髪を揺らしながら、セレネさんが一歩前に出る。

そして、


「では、これから私たちの発見したこのゲームの新事実について語ります。これを見てください」


言うと同時に、後ろの男性二人が何らかのアイテムを使い、巨大な映像を映し出す。それを見た私の感想は、


「アフリカ大陸?」


そう、映し出された映像はどう見たってアフリカ大陸であった。

実際に周りの人たちも困惑している。

すると、セレナさんが軽く爆破系の魔法を上に打ち上げて、


「話してもいいですか?」


こ、怖い.....今のはかなりびっくりした....

セレネさんは自分に意識が集中したのを確認すると、軽く咳払いをしてから、


「これはこの世界のワールドマップです。」


再び、全員からどよめきの声があがる。

しかし、ニッコリと笑いながら、杖を構え出すセレネさんに怯えて即座に静かになる。

そして、彼女が再び話し出した。


「私たちの始まりの街、『ワンデール』は地球で言うところの南アフリカ共和国、そして、『ファイリーブ』は大体リビアです。」


彼女が話すと同時にポンポンと、マップ上に街の名前が出てくる。

そこまで話したところで、一息ついて、再び話し始める。


「まあ、ここまではいいのです。けれど、一つ問題が発生しました。それは私たちはこの世界の海に入ると言うことが出来ない、ということです。この大陸の外側、つまり海を見ながら全力でぐるりと一周回って見たところ、どうやら地続きである場所が無い。つまり、この大陸は完全にユーラシア大陸の方とは切り離されています。けれど、第6の街に行かなければいけないクエストが存在する。

それはつまり、この海を渡る方法があるということです。」


そこで、あるプレイヤーが、質問を上げた。


「ちょっと待ってくれ、そんな広い大陸をお前たちは三週間で縦断したってことなのか?」


すると、セレネさんが若干イラっとした声で


「そんなわけないでしょう。恐らく、いや確実に縮小はされてます。形が同じだけです。」


話し遮られるのが嫌なんですね.....わかります。

質問に返してから、もう一回話し始める。


「そして、私たちはその方法を探っている中、ある情報を入手しました。それは、『始まりの庭』にいる超巨大モンスターを討伐することによって制作可能アイテム欄に船が追加されるという情報です。」


そこまで話すと、ついにさっきまで大人しくしてたプレイヤー達が再び騒がしくなってくる。

彼女ももう黙らせるのは諦めたのか、声を張り上げて、


「故に、私たちはあのモンスター討伐作戦を今から10日後に行います!情報によればあのボス戦では4人パーティを8個分まで可能だそうです!それ以上は共闘ペナルティによるボスの超強化が入るため、不可能!

敵の強さが未知数な以上、最強のメンバーで挑みたいので、テストを5日後に行います!我こそはと思うものはここに再び集まってください!」


その話を終えて、3人がステージを降りる。私はどうしようかな.......

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