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innocence world on-line   作者: まま、えーわ、なんぼなん?
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第19話 新スキル

すいません、いろいろありまして土日の投稿が出来ませんでした。これからは毎日に戻すので、よろしくお願いします。

二刀流の熟練度100ボーナス、とりあえずスキルを開いて、『筋力上昇』をLVMAXにする。

そして、『剛力礼讃』がスキルに加わったことを確認してから、JOB選択を開くと、


二刀流使い中級 NEW!!

習得条件:『二刀流』の熟練度100


と、今までとほとんど変わらない文字が出てくるだけ、『剛力礼讃』で新しいのなんかくると思ったが、そんなことは無かったようだ。


さて、そんなことよりも、ついにSTRが250を突破、これでいつでもあの二本を装備出来る。

ひとりでににやけていると、それを不審に思った二人に大丈夫か?などと聞かれるが、誤魔化しておく。

そして、もう一つ、スキル獲得欄に念願の技が加えられていることに気づいた。

名前は、『ヴァーキュラス・エッジ』。後で試してみようと、心に決める。

そんなことを考えていると、二人から終わったかどうかを聞かれたため、返事をする。

そして、


「じゃあ、結果発表でーす」


にこにこと笑いながら言ってくる。そこまで言われたところで、実力を見ると言われていたのをようやく思い出して、急に不安になってくるが、


「結果は〜.....予想以上でした!」


どこから取り出したのか、紙吹雪のエフェクト付きでそんなことを言ってくる。私が不思議がって見ていると、


「正直、ステータスほぼ負けで、初心者武器、あそこまでまともな戦いになるとは思ってなかったんです。けれど、あなたは実に5分以上もわたりあいました。これならゼイドを倒したというのも納得です。彼、プレイ時間だけでPSは低かったですしね」


そこまで言い終わったところで、私の方に手を差し出すと、


「これからもよろしくお願いしますね?」


と、言ってくる。私はその手をクスリと笑いながら握り返して、


「こちらこそ」


返すのであった。



♦︎



あの後、二人は用事があるとのことでどこかに行ってしまった。

私は戻ろうかとも考えたけど、黒と紅の剣もあるので、ここで戦えるかもしれないと、しばらく残ってmob探し。

見つけたのは、全身を筋肉に包んだ赤い鬼、いつぞやの熊と同等のデカさだ。

右手には金棒のような物を持っている。

さて、まずは基本に立ち返り、バックアタックから行こう。

そう考えて、走り出す。相手にはまだ気づかれていない。初動に目立つ『属性付与』はあまり使いたくないので、味気ない攻撃になってしまうが、今回の私は一味違う。

右手の剣を肩に担ぐように持ち、脇の下から通して、もう片方の剣をクロスさせるかのように合わせると、剣が青い輝きを放ち始めた。

使うスキルは『ヴァーキュラス・エッジ』、今の私が出来る、暫定最強攻撃だ。

果たして、そのバックアタックは成功する。

より一層青い輝きを増した、その剣を相手に撃ち出すかのように、振り抜くと、爆発するかのようなライトエフェクトと共に、赤鬼を一発で吹き飛ばす、予想外の威力に私は、


「なにこれー?」


少々知能指数が低下していた。



♦︎



赤鬼が怒り狂いながら、こちらに向かって金棒を振り下ろす。

その、一撃は私のHPを吹き飛ばすには十分だが、当たらなければ問題ない。振り下ろしの一撃を避けながら、相手の胸元を切り裂き、距離を取る。

余談だが、人型の敵のAIというのは意外と学習能力が高く、何度も同じ攻撃を繰り返すと、完璧にカウンターを食らうことが多い。

けれど、今回はその習性を利用させてもらう。

ここまで、距離を取ってからの次の一撃は確実に右手の剣での振り下ろしにしてきた。そして、次の攻撃モーションも右手の振り下ろしから入る。

赤鬼は口元をニヤリと歪め、まあ、こちらの主観だが、たかと思うと、私の一撃をパリィすべく、金棒を腰だめの位置に構える。

そこまで確認してから、左手の剣を交差させて、『疾風迅雷』を発動。敵がパリィをする瞬間に無理矢理、攻撃の軌道を変えながら、『ヴァーキュラス・エッジ』をパリィした反動でガラ空きの胸元へと叩き込む。

同時に、敵の体がポリゴンへと四散した。

私は勝利を確認すると同時に、草もなにもない土の上へと腰を下ろす。

ふと、メニューを開くと、そこには


「大雅からのメール?」

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