表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カレーは醤油 ~インドの記憶~   作者: そらら
カレーは醤油

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1291/1899

2021年10月27日(水) インドで一番古い都市、真なるオールドインド

10月27日(水)


 昨日もそこそこ飲んでしまったので、微妙に二日酔いな朝を迎えた。


 しかし、今日もマサラチーズオムレツを頂くべく、宿泊するトラインデントホテルのブレックファスト会場に向かうと、昨日のシェフが「今日はスペシャルチームオムレツをいかがですか?」と勧めてきた。


 面白い。


 というわけで、サンバルと共にお願いをすると、ふんわりオムレツの上にトロトロチーズがトッピングされているではないか。


 通常、チーズはオムレツの中に組み込まれているので、このチーズオムレツにはとても驚いた。


 味わいも申し分ない。


 次にこのシェフがなにを勧めてくれるのか、とても楽しみで仕方ない。

 

 

 インドには多くの都市が存在する。


 その中でも、デリーは大半を占めるニューデリーと一部のオールドデリーに分かれているが、このニュー・オールドの概念は、都市そのものにも該当するようである。


 ローカルインド人スタッフのピユシュによれば、デリーやチェンナイなどはオールドインド、ムンバイ、バンガロール、グルガオンなどはニューインドと呼ばれ、その違いは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()なんだとか。


 確かに、チェンナイにテクノロジーがあるようには思えないので、納得できてしまう。


 では、実際にインドで一番古い都市、真なるオールドインドとは、一体どこなのだろうか。


 そのヒントとなるのは、やはり紀元前317年にインド初の統一王朝を成し遂げたチャンドラグプタが建国したマウリヤ朝であろう。


 マウリヤ朝の首都パータリプトラは、現在のビハール州パトナ市に相当する。


 だが、そのマウリヤ朝時代にチェンナイはその支配下に入っておらず、サータヴァーハナ朝の傘下にあったとされる。


 そのサータヴァーハナ朝の首都プラティシュターナは、現在のマハラシュトラ州パイタン市に相当する。


 それらに比べれば、チェンナイだってニューインドと言ってもいい気がしますが、ちょっと無理がありますかね。



 昼に、あのダライラマも訪れた日本料理店の幸福を訪れた。


 日本家屋を思わせるレトロな店内で、炉端や着物を着たマネキンのディスプレイ、そして、店内を流れる日本の歌謡曲が、一層のレトロ感を引き立てている。


 インド人が多くの席を埋め尽くす繁盛店。


 期待を高ぶらせてオーダーしたのは、醤油ラーメン。


 しかし、出てきたのは、なんと味噌ラーメン。


 そして、味は完全にインド人仕様になっていた。

 

 夕方のフライトでチェンナイに戻ると、湿度や気温はムンバイより高いはずなのに、なぜかとても心地良く感じる。


 私の身体は、すっかりチェンナイ仕様になっておりました。

この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ