2021年10月27日(水) インドで一番古い都市、真なるオールドインド
10月27日(水)
昨日もそこそこ飲んでしまったので、微妙に二日酔いな朝を迎えた。
しかし、今日もマサラチーズオムレツを頂くべく、宿泊するトラインデントホテルのブレックファスト会場に向かうと、昨日のシェフが「今日はスペシャルチームオムレツをいかがですか?」と勧めてきた。
面白い。
というわけで、サンバルと共にお願いをすると、ふんわりオムレツの上にトロトロチーズがトッピングされているではないか。
通常、チーズはオムレツの中に組み込まれているので、このチーズオムレツにはとても驚いた。
味わいも申し分ない。
次にこのシェフがなにを勧めてくれるのか、とても楽しみで仕方ない。
☆
インドには多くの都市が存在する。
その中でも、デリーは大半を占めるニューデリーと一部のオールドデリーに分かれているが、このニュー・オールドの概念は、都市そのものにも該当するようである。
ローカルインド人スタッフのピユシュによれば、デリーやチェンナイなどはオールドインド、ムンバイ、バンガロール、グルガオンなどはニューインドと呼ばれ、その違いは、新たなテクノロジーが存在するかどうかなんだとか。
確かに、チェンナイにテクノロジーがあるようには思えないので、納得できてしまう。
では、実際にインドで一番古い都市、真なるオールドインドとは、一体どこなのだろうか。
そのヒントとなるのは、やはり紀元前317年にインド初の統一王朝を成し遂げたチャンドラグプタが建国したマウリヤ朝であろう。
マウリヤ朝の首都パータリプトラは、現在のビハール州パトナ市に相当する。
だが、そのマウリヤ朝時代にチェンナイはその支配下に入っておらず、サータヴァーハナ朝の傘下にあったとされる。
そのサータヴァーハナ朝の首都プラティシュターナは、現在のマハラシュトラ州パイタン市に相当する。
それらに比べれば、チェンナイだってニューインドと言ってもいい気がしますが、ちょっと無理がありますかね。
☆
昼に、あのダライラマも訪れた日本料理店の幸福を訪れた。
日本家屋を思わせるレトロな店内で、炉端や着物を着たマネキンのディスプレイ、そして、店内を流れる日本の歌謡曲が、一層のレトロ感を引き立てている。
インド人が多くの席を埋め尽くす繁盛店。
期待を高ぶらせてオーダーしたのは、醤油ラーメン。
しかし、出てきたのは、なんと味噌ラーメン。
そして、味は完全にインド人仕様になっていた。
夕方のフライトでチェンナイに戻ると、湿度や気温はムンバイより高いはずなのに、なぜかとても心地良く感じる。
私の身体は、すっかりチェンナイ仕様になっておりました。
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。




