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第六話「小鬼とカラス」

 翌朝。


 チームサンデイの四人と一機は、レイが運転するトレーラーに揺られていた。


 M市を離れ、隣接するT市へ向かう道。

 窓の外には、夏の光を浴びた街並みと緑が流れていく。


 遠くには、使われなくなった高架。

 草に飲まれた側道。

 遠くに見える、半分だけ解体されたビル。


 トーキョーでは、少し街を外れれば、どこにでもそんな景色があった。


 運転席にはレイ、助手席にはアスカ。


 後部のキャリアには、赤いM.R.V――サンデイが固定されている。

 その横で、明日キョウと今日センジが最後の調整を進めていた。


 サンデイの胸部外装はまだ傷だらけだ。

 左腕のレンチユニットにも歪みの名残がある。

 それでも、地区予選直後に比べれば、よほど機体らしい姿に戻っていた。


 ファイアはすでにサンデイへ接続済み。

 今は待機状態の機体内部で、各部の自己診断を繰り返している。


 助手席で外を見ていたアスカが、ふいにレイへ顔を向けた。


「ねーねー、レイさん」


「んー? どしたの、アスカちゃん」


「非公式とか公式とかって、具体的にはなんなの?」


 レイはハンドルを握ったまま、にやりと笑った。


「いい質問だね」


「でしょ」


「ざっくり言えば、非公式っていうのはアマチュア歓迎の試合。公式は資格やルールが厳しいプロ試合って感じかな」


「ほーほー」


 アスカは分かったような顔で頷く。


「サマータイムも似たような感じだね」


「まあ、サマータイムのコンセプトは、サーキットの成り立ちが関係してるからね」


「成り立ち?」


 アスカが首をかしげる。


 レイは前方の道路へ視線を向けたまま話し始めた。


「そもそも、M.R.Vを戦わせるサーキットの始まりは、このトーキョーの復興計画が頓挫したことにあるんだよね」


 トレーラーは、少しひび割れた道路をゆっくり進む。


「首都再生計画が止まったあと、トーキョーにはたくさんの放棄エリアと、使われなくなったM.R.Vが残された。余った機体。放置されたパーツ。復興されなかった街」


「うん」


「それを使って始まった興行が、M.R.V同士を戦わせるサーキットだったわけ」


「へー」


 アスカは顎に手を当てる。


「なんか前にキョウから聞いた気がする……?」


「...アスカ、聞いてたなら覚えなよ」


 キャリア側から、通信越しにキョウの声が入った。


「聞いた気はする!」


「それは覚えてるとは言わない」


 レイが笑いながら続ける。


「出来たばかりのサーキットは、今みたいなレギュレーションも、選手のランク分けもなかった。競技性も低かったし、危険な事故もしょっちゅうだった。あと、非合法だけど金品を賭けたりとかね」


「それは……悪いやつだ」


「悪いやつだねえ」


 レイは軽く肩をすくめる。


「でも、とにかく派手だった。分かりやすかった。壊れた街で、壊れた機械が戦う。人はそういうものに集まるわけだよ」


「うん。それはー、分かる!」


 アスカは素直に頷いた。


「だって、見たいもん」


「でしょ」


 レイは口元を緩める。


「そこから、今みたいにM.R.Vの主要四大メーカーが安全性を担保したレギュレーションを作ったり、選手の力量に応じたランク分けを整えたりして、公式のリーグが生まれたわけよ」


「ふむふむ」


「つまり、昔のサーキットは“競技”っていうより“遊戯”。スポーツじゃなくて、もっとむき出しのエンタメだった」


「遊戯……」


 アスカはその言葉を、舌の上で転がすように繰り返した。


「とどのつまり、サマータイムは、その当時のノリを大々的にやってるお祭りイベントってわけ」


「なるほど……エンタメかぁ」


 アスカは窓の外へ視線を戻す。


 道路脇には、古い広告看板が錆びたまま立っていた。

 その向こうに、遠くT市の建物群が見え始める。


「まあ、あたしたちには同じか」


「同じ?」


「結局、勝たなきゃいけないわけだし」


 レイは一瞬だけ黙り、それから小さく笑った。


「そりゃそうだ」


 二人は流れる景色に視線を戻した。


 トレーラーは、T市郊外へと入っていく。


 今日、非公式サーキットが開催される会場は、かつて物流倉庫街だった場所だった。


 広い駐車スペース。

 何棟も並ぶ古い倉庫。

 フェンスの一部は錆び、ところどころに派手なスプレーの落書きが残っている。


 しかし、そこには妙な熱気があった。


 仮設テントが並び、パーツを売る露店が開かれている。

 古い脚部パーツ。中古の関節ユニット。メーカー不明のセンサー。傷だらけの外装板。

 出店からは、焼きそばやフランクフルトの匂いが煙とともに流れていた。


 仮設スピーカーからは荒い音質の音楽が鳴り、観客らしき人々が会場の奥へ向かって歩いていく。


 公式のサマータイムとは違う。

 もっと近い。

 もっと雑で、もっと騒がしくて、もっと危うい。


「うわー!」


 アスカは助手席から身を乗り出した。


「お祭りじゃん!」


「お祭りみたいな顔した闇市だね」


 キョウがキャリア側から言う。


「中古パーツのテントあるじゃん!」


 センジの声が一気に弾んだ。


 レイはトレーラーを指定された駐車スペースへ入れ、エンジンを切った。


「さて、エントリーしますかねぇ」


 シートベルトを外しながら言う。


「主催のプロモーターが知り合いだから、挨拶がてら私が行くよ」


「機体の登録、必要っスよね」


 センジがトレーラーの後ろから顔を出す。


「俺も行きますよ」


「助かる。サンデイの登録内容、細かいところ聞かれそうだし」


 レイとセンジは、運営ブースへ向かって歩いていった。


 アスカはトレーラーのキャリアを覗き込む。


「キョウ、ごはん買ってきていい?」


「いいよ。僕はここでサンデイの調整してるから」


「行ってくるねー!」


「食べ過ぎないでよ。これから戦うかもしれないんだから」


「わかってるって!」


 そう言いながら、アスカは出店の方へ駆けていった。


 キョウは小さく息を吐き、キャリアの上で端末を開く。


 膝立ち状態で固定されたサンデイの胴体にケーブルを繋ぎ、キーボードを叩く。


「ファイア、右腕関節の応答をもう一度確認」


『了解。ジャンクアーム関節応答を再診断します』


 サンデイ内部から、ファイアの声が返る。


 キョウは表示された数値を見ながら、眉を寄せた。


「やっぱり、まだ微妙に遅いな……」


 その時、隣の駐車スペースに一台のトレーラーが入ってきた。


 派手だった。


 車体には鬼や虎のペイント。

 全体はド派手なマゼンタピンク。

 側面には、荒々しい筆文字風のロゴが入っている。


「……すごいカラーリングだな」


 キョウは思わず横目で見た。


 さすが非公式、と心の中でつぶやく。


 そのトレーラーのキャリアには、M.R.Vが積まれていた。


 これもまた、異様だった。


 全体はトレーラーと同じマゼンタピンク。

 胴体には二本の黒い角のようなセンサー。

 右腕には、数珠のような意匠と三本の鋭いトゲを持つ盾。

 左腕は、巨大な鬼の金棒そのもの。


 ()()


 そう呼ぶ以外にない機体だった。


 トレーラーが停まると、運転席と助手席からガラの悪い男が二人降りてきた。


 一人は無精髭。

 もう一人は派手なサングラス。

 どちらも、どう見ても公式リーグのスタッフという雰囲気ではない。


 二人はキャリアの後部に近づき、鬼のM.R.Vへ声をかけた。


「お嬢、着きましたよ」


「腹減ったっスよ。飯にしましょーよー」


 お嬢。


 キョウはその言葉に、少しだけ眉を上げた。


 すると、鬼のM.R.Vのコックピットハッチが開いた。


「あーしは、あとで食べるからいい。アンタたちで行ってきな」


「へーい」


「了解っス」


 二人の男はあっさり引き下がり、出店の方へ歩いていった。


 ハッチから姿を見せたのは、少女だった。


 小柄な身体。

 機体と同じマゼンタのジャージ。

 暑いのか、肩口を少しはだけさせている。

 黒髪の短いおかっぱに、鋭く主張する金のメッシュ。

 耳には、鬼の金棒を模したピアス。


 目つきは鋭い。

 いわゆる、ヤンキーの顔だった。


 少女は自分のM.R.Vの上に仁王立ちし、会場を睨みつける。


 キョウはその姿を見上げた。


(この子、パイロットなのか? 僕らと歳、変わらなそう……なんなら、少し下にも見えるけど)


 少女が、ふとこちらを見る。


 目が合った。


「んっ」


 少女の眉が吊り上がる。


「アンタ、なに見てんだい」


 喧嘩腰だった。


 キョウは、すっと視線を手元の端末へ戻した。


「別に」


「ふんっ」


 少女は鼻を鳴らす。


「クロウズ、手ぇ上げな。降りるから」


 彼女は履いていた黒いクロックスで、足元のM.R.Vの角をこつんと小突いた。


 しばらく反応はなかった。


 次の瞬間、M.R.Vの内部から低い電子音が鳴る。


『あぁ? 着いたのかぁ……?』


 鈍い起動音。

 短い振動。

 休止状態が解除され、鬼のM.R.Vのスピーカーからしゃがれた声が響いた。


 それはAIOSの声だった。


 だが、ファイアのような無機質さはない。

 むしろ、寝起きの悪いチンピラのようだった。


 少女がまだ上に乗っているにもかかわらず、鬼のM.R.Vは膝立ちの状態から立ち上がろうとする。


 機体が大きく揺れた。


「ちょ、あ、揺らすな!」


 少女の足元が滑る。


「落ちる――!」


 言い終わるより早く、彼女の身体がキャリアから投げ出された。


 高さは三メートル以上。


 少女の目が、刹那、大きく見開かれる。


 キョウの耳に、サンデイ内部から記録ディスクの回転音が届いた。


『事故を検知。危険です』


 ファイアの声。


「!」


 キョウは反射的にキーボードへ手を走らせた。


「ヤバい!」


 待機状態だったサンデイの右腕が動く。


 歪な四本指のジャンクアームが、ぎこちなく伸びる。

 落下する少女の身体を、空中でつまむように受け止めた。


「た、助かった……」


 少女はサンデイの指に挟まれるような形でぶら下がっていた。


 しかし、ジャンクアームの指の隙間から、するりと身体が抜ける。


「あ、わっ!」


 キョウは端末を放り出し、咄嗟に前へ飛び出した。


 落ちてきた少女を抱き留める。


 衝撃。


「いっつ……!」


 キョウは尻もちをついた。


 腕の中に、少女の軽い身体が収まっている。


「だ、大丈夫?」


 キョウが尋ねる。


 少女は一瞬、ぼうっとしていた。


 すぐ近くに、キョウの顔がある。


 彼女の目がわずかに泳いだ。


「だ、大丈夫……」


 それから、少し慌てて身を起こす。


「アンタこそ、大丈夫?」


「うん、僕は平気だよ」


 キョウは立ち上がり、服についた埃を払う。


「にしても、人が乗ってるのに立ち上がるなんてね。センサーの故障かな?」


『故障?』


 鬼のM.R.Vから、低い笑い声が響く。


『ぎゃはは。オレ様が気付かなかったって言いてぇのか?』


 声は明らかに不機嫌そうだった。


『揺れたくらいでずり落ちる、そこの女がオマヌなんだよ。ぎゃはハは』


「クロウズ……」


 少女の額に青筋が浮かぶ。


「アンタ、随分言ってくれるじゃん」


『おお、こわ〜』


『暴言と罵倒を検知』


 今度は、サンデイ側からファイアの声が響く。


『危険保護機能に問題の可能性』


『あァ?』


 鬼のM.R.V――クロウズが反応する。


『お堅い喋りだねェ、ムシ野郎』


『個別の愛称を設定』


『アホか、コイツ』


「クロウズ、無礼も大概にしなッ!」


 少女が怒鳴る。


 それから、少し気まずそうにキョウへ向き直った。


「……ありがとね。アンタとM.R.Vに助けられたよ」


 目は逸らしている。

 耳が少し赤い。


『体温上昇を検知。頭部に紅潮が見られます』


 ファイアが淡々と言った。


『おい、マナ』


 クロウズがすかさず口を挟む。


『お前、照れてんのカ?』


「クロウズうっさい!!!」


 少女が叫ぶ。


 キョウは困ったように笑った。


「あはは……どういたしまして」


『照れ。熱源パターンに“照れ”を追加しました』


 ファイアが記録する。


 少女は今度はサンデイをきっと睨んだ。


「アンタも余計なこと覚えてんじゃないよ」


『不明です』


 彼女は鼻を鳴らしてから、腕を組んだ。


「あーし、鬼塚(おにづか)マナ」


 顎で自分の機体を示す。


「こっちのうるさいのが、カラス型AIOSのクロウズ。んで、あーしのM.R.V、天邪鬼」


 キョウは鬼のM.R.Vを見る。


天邪鬼(あまのじゃく)……」


 名前通りの機体だった。


 右腕の面盾。

 左腕の金棒。

 黒鉄の角。


 ただ派手なだけではない。

 前面装甲の厚さ、脚部の重心、盾と金棒の重量バランス。

 荒っぽい見た目に反して、かなり考えられている。


「アンタ、パイロット?」


 マナが尋ねた。


「僕は明日キョウ。パイロットじゃなくて、オペレーター兼システム周りの調整役かな」


「ふーん、そうなんだ」


 マナは少しだけ、つまらなそうに見せた。


 けれど、視線はキョウからあまり離れない。


 キョウはクロウズの方へ興味深そうに目を向けた。


「クロウズは、すごく自我が発達してるAIOSだね」


「フン。おかげでうるさくて、言うことも聞かないけどね」


『誰のおかげで勝ってると思ってんだ、小鬼』


「小鬼言うな!」


 マナが怒鳴る。


 キョウは思わず笑った。


「興味あるなぁ」


 マナの肩がぴくりと跳ねる。


「きょ、興味!?」


「あ、いや」


 キョウは少し慌てて手を振った。


「僕らのAIOSは、見ての通りまだ未成熟っていうか。成長のためにも、自我が発達してるAIOSの運用例は参考になりそうだなって」


「あ、あー」


 マナは咳払いをする。


「まぁ、機会があったら、あーしが色々教えてあげるよ」


「本当? 助かる」


「べ、別に大したことじゃないし」


『おやおやァ?』


 クロウズが笑う。


『急に姉御ぶりだしたなァ、マナ』


「黙ってろ!」


 マナは顔を赤くしたまま、天邪鬼の肩へ飛び乗るように登った。


「じゃ、あーしたちはエントリーしてくっから」


 彼女は一度だけ振り返る。


「またね、キョウ」


「うん。また」


 天邪鬼はキャリアから降りた。


 巨体のわりに、着地は意外なほど静かだった。

 脚部が沈み込み、バランサーが重量を逃がす。

 マナを肩に乗せたまま、マゼンタの鬼は会場へ向かって歩いていく。


 その背中を見送りながら、キョウは小さくつぶやいた。


「非公式サーキット……面白い機体が多いな」


『同意します。クロウズは異常な自我発達を示しています』


「ファイアも、あれを参考にしすぎないでね」


『不明です』


 そこへ、両手いっぱいに食べ物を持ったアスカが戻ってきた。


 焼きそば。

 きゅうりの浅漬け。

 フランクフルト。


「キョウ、見た!?」


 アスカは目を輝かせていた。


「今のM.R.Vすごい色だったし、角生えてたよー!」


「見たよ」


「乗ってた女の子、同い年ぐらいだったし!」


「そうだね」


 キョウはアスカの両手を見て、目を細める。


「っていうか、すごい量だね。これから戦うのに全部食べるの?」


「違うよー」


 アスカは、きゅうりの浅漬けを一本、キョウへ差し出した。


「きゅうりの浅漬けはキョウのだよ。はい!」


「ありがとう」


 キョウは端末から手を離せないまま、顔を近づけて、差し出されたきゅうりをそのまま口で受け取った。


 アスカは当たり前のように、キョウの隣に腰を下ろす。


 肩が触れそうな距離だった。


 少し離れた場所。


 天邪鬼の肩の上で、マナはそれを見ていた。


『おいおい』


 クロウズが低く笑う。


『まだ顔赤くしてんのか、マナ』


「う、うるさい!」


『あんなのがタイプなのか?』


「違うっての!」


 マナは勢いよく否定した。


「あんな、線が細くて優しそうなやつ……ぜんぜんタイプと違うから!」


『どうだかねぇ』


 クロウズは楽しそうだった。


『ま、歳は近そうでよかったな』


「だから、カンケーないっての」


『ん?』


 クロウズのセンサーがわずかに動く。


『なんか女が向かってったぞ』


「え?」


 マナがそちらを見る。


 ちょうど、アスカがキョウへきゅうりの浅漬けを差し出しているところだった。

 キョウはそれを口で受け取り、アスカはその隣に座る。


 距離が近い。


 妙に自然だった。

 幼なじみ特有の、境界線の薄い距離。


『あー』


 クロウズがわざとらしく声を上げた。


『あの距離感は彼女かもな』


「……ふんっ」


 マナの目が細くなる。


「だったらなに。別にカンケーないでしょ」


『そうかァ?』


「カンケーない」


『まぁ、でも』


 クロウズは低く笑う。


『察するに、あの男は相当サーキットやM.R.Vにお熱と見た』


「……」


『お前がアイツらのM.R.Vをコテンパンにすれば、もしかしたらチャンスあるかもなぁ』


「カンケーないってば!」


 マナは声を荒げる。


 しかし、その手は無意識に、天邪鬼の角を握っていた。


「喧嘩になったら、誰だろうとぶっ潰す。いつものことだっつの」


『はいはい』


「さっさと行くよ、クロウズ!」


『おお、怖い怖い』


 マゼンタの鬼が、会場の奥へ進んでいく。


 肩の上で、鬼塚マナはもう一度だけ振り返った。


 赤いジャンクM.R.V。

 その横に座る、黒髪ポニーテールの少女。

 そして、端末を叩きながらきゅうりを食べている少年。


 マナは鼻を鳴らす。


「……ふん」


 カラスが笑う。


 小鬼が睨む。


 そして、地下サーキットの喧騒は、少しずつ熱を増していく。


 サンデイと天邪鬼。


 赤いジャンク機と、マゼンタの鬼。


 その二機がぶつかるまで、そう時間はかからなかった。

 

 そしてその時、アスカはまだ知らない。


 自分が、今日初めて出会った小さな鬼に、一方的に恋敵認定されていることを。

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